泣けるよ「つくしの思い出」
こんにちは、チャバティ64です。
日中、日差しが強くなってきましたね。
また今年の夏は暑いんでしょうか?
最近、雪が降ったり本当に温暖化しているのかわかりませんね。
天候が極端になっている気がしてしかたありません。
仕事は、いい香りのするお茶の販売員をしています。
BASEで「お茶の愛葉園」(あいばえん)
というショップを趣味で運営しています。
よろしくお願いします。
今日は、時期的にはもう終わってしまいましたが「つくし」についてお話しましょう。
(今日は初心に戻ります)
今の世の中は、お金さえ支払えば何でもありますね。
食事にいっても見たこともない食材や、聞いたことない名前の料理がたくさんあります。
国内にとどまらず、海外のめずらしい食材がスーパーに売っているというような時代になりました。
以前、昆虫食を取り上げましたが、自給自足の生活は今の世ではまずありません。
(パート③まであります)
しかし昔は、全部ではありませんが(全部の強者もいるかも?)一部はそういうところがありました。
今でいえば、
釣りへ行って釣った魚を食べる。
潮干狩りに行って拾った貝を食べる。
山に生えていた山菜(タケノコ・ゼンマイなど)を食べる。
出会い頭に車にぶつかってしまったシカを食べる(実話です)
など、数え上げたらきりがありません。
昔はもう少し本格的でした。
夜中に川へ行き、手長エビを突く。
山に入って散弾銃で鳥を撃つ。
仕掛けて置いた罠に入った獣(イノシシ・うさぎ)を食べる。
むかごを探して山芋を掘る。
など、まさしく狩猟の世界がありました。
しかし、もっと身近に食べられる食材があったのです。
それは「つくし」です。
少々強引なような気がしますが、ボクのおふくろは「つくし」を取るのが大好きで、その時期になると、散歩で通った道には「つくしが一本も生えていない」というくらい取っていました。
つくし界隈では恐れられていたことでしょう(笑)
買い物ガゴをもって出かけるのですが、散歩の時間はさほどかわりませんが、パンパンにつくしが入っていました。
小さい頃、春先になると日曜日に「つくしでも取りにいくか?」とよく誘われました。
ボクは「つくしの卵とじ」が大好きなので、作ってもらえると思い喜んでお供します。
二人で堤防にしゃがんでつくしを探します。
おふくろには「つくしアーイ!」(デビルマン風に)が、備わっているらしく、すぐに見つけます。
つくしは「動かず、まっすぐに」土から伸びています。
見習いたい素晴らしい姿勢です。
それをコツコツ摘み取ります。
おふくろは、
「傘(胞子)が開いた奴はあかん」
「ちいさいやつは可哀そうや」
と、いいながら選別していきます。
そしてガゴにどんどん入れられていき、あっという間にいっぱいになります。
そうすると、今度は「四葉のクローバー」探しです。
今思うと、せっかく外に出て来て、すぐに帰るのでは「ボクがつまらないんじゃないか?」というおふくろの気遣いだったのかも知れません。
プレゼントするために一生懸命探しました。
ただただ喜ぶ顔が見たくて…
褒められたくて…
(今まで書いた中で一番泣けてしまったブログです)
ボクには「四葉のクローバーアーイ!」が備わっているようで、何度も見つけることが出来ました。
先日、急遽実家に行った時!(明日書きます!)
まじまじと、おふくろの部屋を見ることはないのですが、ベッドに「古びた文庫本」が置いてあるのを見つけました。
【本なんて読まないのにめずらしいな?】
と思い、手に取ってみると、そこには数枚の「四葉のクローバー」が挟まっていました。
おかあちゃん大好きです。
今日のお話はここまでです。
あなたの日々がステキな一日でありますように!
チャバティ64でした。