おふくろが倒れた!
こんにちは、チャバティ64です。
ちょっと衝撃的なタイトルですが、こうやって書けるということは無事だったということですのでご安心下さい。
その時は、本当に気を失いそうになりましたが...
仕事は、いい香りのするお茶の販売員をしています。
BASEで「お茶の愛葉園」(あいばえん)
というショップを趣味で運営しています。
よろしくお願いします。
今日は先々週、突然起こった出来事から始まります。
(夜のハイウェイに爆音号見参!)
土曜の夜20:00頃、かみさんとテレビを見ながら少し遅い晩ご飯を食べていました。
突然、携帯に電話が!?
携帯を見ると兄貴からでした。
【こんな時間になんだろう?悪い予感しかしないなぁ】
「もしもし、どうしたんや?」
「おい、おかあちゃんがな!!」
「おかあちゃんがな!!」
「倒れた~!!!」
「えぇ~~~!!!」
「ナンでや~!」
会話がまともじゃなかったのでかみさんがキョトンとしていました。
それから、少し落ち着いて話を聞くと、
昼間に「背中が痛くなった」らしいのです。
それが、あまりの痛さに耐えられなくなり、本家に行って医者へ連れて行ってもらったそうです。
田舎の町医者ですから、なんでもありの総合的なところで、受診の時「背中のスジでも違ったんだろう」と、先生が判断して整体へ回し、指圧をしたようです。
少しマシになった様で「楽になった」と言ったがために、今度は電気治療に回されました。
そこで悲劇が起こりました。
電気を患部に取り付けスイッチON!
おふくろは泡を吹き、痙攣しながら気を失ったそうです。
原因は「心臓の血管が細くなっているところがあって、電気で軽い心筋梗塞のような状態になったようです」
先生も慌てて救急車を呼び、総合病院で大至急カテーテルを通し事なきを得ました。
思えば、今のうちに見つかり良かったというところですが、一歩間違えばゾッとすることになっていました。
兄貴から、一通り話を聞きながら着替えをして、電話を切り終えた時にはバイクで岐阜に向かっていました。
(爆音号、320kmメーターです)
もちろん、病院は時間外でしたが、バッドなことは最近しておらず、きっと神様もお許しになる確証のあったボクは迷わず、ナースステーションを訪ねました。
半べそな演技で(笑)
「静岡から来ました息子の〇〇と申します」
「母にひと目だけでも会いたいのですが…」
誠実な対応には誠実な対応をして下さるものです。
「遠くから大変でしたね、どうぞこちらへ」
やはりというか「集中治療室」にいました。
酸素をつけて眠るおふくろを見ました。
今までも、気丈というか、立派というか、強情というか、
そんなふうにしか、おふくろを感じたことがないボクは愕然としました。
【これがおふくろか?】
そうです、80歳にもなればこんなこともあるのです。
本当に心から悟りました。
しばらくして兄貴が来ました。
「おっ、なんや、来とったんか?」
「おまっ、あれ?さっき?あれ?いま何時?」
「単車で来たら、高速すいとったでな」
「そりゃぁそうやろ、あんな電話もらえば家にはおられへんわなぁ」
「ところで、どこの医者や?」
「おかあちゃん、こんなにしてくれたんは?」
「〇〇医院や言うとったわ」
「今、本家にお礼言いにいったら言うとったわ」
「本家も驚いたやろうなぁ」
「びっくりした言うとった(笑)」
「ホンで、おかあちゃんどうなんや?」
「先生は、心臓の細い血管が見つかって良かった言うとったぞ」
「カテーテルで広げたで、ビンビンに血が流れとるらしいわ」
「明日には起きれるけど、一週間様子見してくれるんや」
「ほうか、不幸中の幸いやなぁ」
「おかあちゃん、ついとるわなぁ」
「ほんまによかったわぁ」
「これで100までいけるんちゃうか?」
「そうやな、こりゃいくな!」
「ありがたいなぁ」
こんな会話をずっと続け、その日は朝まで話ました。
翌日、少しだけおふくろと話をして帰りました。
2日後に尋ねると(笑)だいぶ良くなっていました。
そして一週間で無事退院し、いまは元気になりました。
以前よりも声が大きい気がするのは、血がビンビンに流れているからでしょうか?
今日のお話はここまでです。
あなたの今日がステキな一日でありますように!
チャバティ64でした。