子供の性格は十人十色で当たり前!
こんにちは、チャバティ64です。
変なタイトルを付けましたが自分の経験上、実感したことです。
昨日結婚の報告をした、息子(長男)について少し語ります。
たわいもないお話ですが、もしよかったらお付き合い下さい。
以前にもお話したかと思いますが、ボク自身は父親のいない家庭で育ちました。
とてもたくましいおふくろに鍛えてもらい今があります。
本当に感謝しかありません。
(でかくなったなぁ~)
自分が父親になった時、お手本が無かったためにずいぶん苦労しました。
かみさんにも迷惑かけたでしょう。
しかし、子供が小さい時にオモチャで楽しそうに遊ぶのを見て「自分が一番大きくて面白いオモチャになる」と決めて接してきたのでとても仲良く過ごすことが出来ました。
ある程度大きくなってからは友達に、さらに大きくなってからはオヤジの真似事をさせてもらっています。
自分ではわかりませんが、少しは頼りになるようになったでしょうか?
さて、息子(長男)はボクの目から見て「すごく気弱で引っ込み思案で泣き虫の子」
でした。
将来大丈夫かな?と思わざるを得ない程、手のかかる子でした。
(後で思えば長男なんてこんなもの? 笑)
当時、興味があるのはオモチャと昆虫と公園の遊具くらいでした。
幸いなことに、住んでいるところのとなりが公園でブランコとジャングルジムがありました。
3歳になったばかりの頃に、ジャングルジムで遊んでいて一番高い所からこちらに手を振っていました。
結構高い所で、労働基準法なら高所作業にあたるくらいの高さです。
遊ぶのに安全帯が必要ないのが不思議なくらいです(笑)
ボクはそんな高い所からにもかかわらず、無謀にも息子に向かって手を広げ「飛べ!」と言いました。
すると息子は、躊躇することなく満面の笑みでジャングルジムの一番高い所からミルマスカラスよろしくこちらに飛んできました。
ガッチリ受け止め抱きしめると「もう一回やって!」とまた満面の笑みで言いました。
ボクは一歩間違ったら大変なことになっていたことに後悔し「この子をなんとしてでも成人するまで守ろう」と心に誓い、当時乗っていたハーレーダビットソンを手放しました。
実際に次男が成人するまでバイクは乗らなかったですね。
もうひとつエピソードがあります。
その夏の仕事帰りに大きなカブトムシのオスを捕まえ、家に持ち帰りました。
「これはヒーローになれる!」そう確信しました。
息子は狂喜乱舞で興奮して夜も寝ません(笑)
図鑑やショップでしか見たことのないカブトムシが我が家にいるんです。
しかもデカい!本当に驚くほど立派なカブトムシでした。
翌日、休みだったので昆虫ゼリーと水槽を買いに行き、おがくずや腐葉土を入れ完璧です。
穴が開くほど眺め、寝るときは「カブトムシさんバイバイ」と手を振って寝ました。
そんな感じでしたが、5日後くらいに仕事から帰ると水槽がありませんでした。
見たらベランダに置いてありカブトムシはいませんでした。
「逃げられたのか?」
息子に尋ねると「ゼリーも食べなくなったからお腹はいっぱいになったんだよ」
「きっとカブトムシのお母さんが探してると思うから今日、おかあさんと公園に離しに行ってきたよ」
「お母さんと会えてるといいなぁ~」
それを聞いたときに「気弱で引っ込み思案で泣き虫」じゃなくて「優しい性格」なんだと思いました。
親を信じケガも恐れず高いとこから飛び、大好きな昆虫にも慈愛の心を持つのが、わが子だったんだと確信しました。
いや~これには参りましたね。
自分は親として全然見えてなくて、息子に教えてもらったんだなと大反省しましたよ。
性格なんてみんな違って、みんないいんです。
これが正解なんてない。
みんながみんな自分物語の主人公です。
本当にそう思えた25年前の出来事でした。
そんな息子も今年で28歳になります。
嫁ももらいこれからも色々教えてくれるでしょう(笑)
オヤジにしてくれてありがとう!
子供達には感謝しかないなぁ~(´ω`*)カミサンニハソンケイヲ!
今日のお話はここまでです。
あなたの今日がステキな一日でありますように!
チャバティ64でした。
仕事はいい香りのするお茶の販売員をしています。
BASEショップで「お茶の愛葉園」(あいばえん)
というネットショップも趣味で運営しています。
よろしくお願いします。