さようなら魔神号(´ω`*)
こんにちは、チャバティ64です。
最近、ブログの更新が疎かになっています。
ツイッターも朝の挨拶程度でぼんやりしています。
刺激的なことも少なく、これではいけません。
そう思っていた先日、上の息子からラインが来ました。
「友達が大型バイクの免許を取ったんだけど一緒に飲まない?」
「いいね!」
さよなら~(*´ω`*)
息子の友達は幼稚園の頃から仲のいい近所のSくんです。
高校を卒業して今年で10年になりますが、社会人になっても仲が良く、車庫を紹介した縁で最近また交流が深まったようです。
とても面倒見のいい子で人間性ではうちの息子は足元にも及びません。
下の息子も昔から可愛がってもらって、一緒に教習所に通っていたことは知っていました。
今は大型免許も教習所で取れるんですよね。
ボクらのころは一発試験だったのでなかなか受からなくて大変な目にあった人も多かったです(笑)
今度は帰ってきた下の息子から「おにいちゃんからラインあったろ?」オレも一緒に行くよ。
なんか段取りがいいな。
「そうなんだ、じゃ運転手よろしく!」
そうして二日後、近所の店へ歩いて行きました(笑)
店に入るとSくんは立ちあがり「おじさん、お久しぶりです」と、帽子を脱いで挨拶してくれました。
ボクも「よく呼んでくれたね」と馬から降り、カブトを脱ぎ、腰から大ぶりな刀を小姓に渡しました(笑)
上の息子は長男の走り!
「今日は合格のお祝いか?」
「こういうのは嬉しいもんだな」
「これでみんな最終学歴は○○自動車学校だな」
「転職するときはちゃんと履歴書に書けよ」
とりあえずつかみはこんなもので飲み始めです。
もっぱらバイクの話オンリーで仕事や彼女の話は皆無でした。
あ~、空気を読まずにグイグイと場を荒らす「かみさん」を連れてこれば良かった(白目)
飲んでいるとS君が
「ところでおじさん?」
「ん?なに」
「V-MAX譲ってくれるって話ですけど...」
「え?」
上の息子がこちらをジッと見ていました。
【なんかあるなぁ】
「あぁ、欲しいのか?」
「ハイ、乗ってみたいと思って」
「どうですか?」
「まぁ、重たいよ」
「そして、今のバイクに比べると粗い感じだな」
「そうなんですね、カッコイイんですけどね」
「あぁ、速いバイクはたくさんあるけどスゴイバイクは少ないからな」
「何にも交わらない、見間違えようがない、それがV-MAXだよ」
「デカい、重い、燃費悪い、だけど最高!、そんなバイクだ」
「オレのはカナダ仕様だからkm表示だし、フルパワーだぞ」
「一度、貸してやるから流してから決めな」
そう言って納得させました。
後で息子に聞くとS君が前からV-MAXにあこがれていて、オヤジが売るようなこと言っていたと吹き込んで免許を取りにいかせたようです(笑)
下の息子も一緒で心強かったと思います。
そこまでしても一緒に大型でツーリングに行きたかったんでしょう。
そういう心意気は大好きです。
たしかに2年乗ることはほぼ無いしそろそろ軽いのもいいかな?
その後、流しに行って一発で気に入り譲ることになりました。
息子の友人ですから何かあってはいけません。
とりあえず前後タイヤを変え、念入りに整備して渡すため一週間時間をもらいました。
今までノントラブルの魔神号でしたが名義を替えたとたん、クラッチは切れなくなるわ、エンジンはかからなくなるわで大変でした。
「バイクには魂が宿る」
真面目に驚きましたね。
でもS君メチャメチャいい子だから大事にしてくれるよ。
納車の日にS君に言いました。
「いらなくなったら買い戻すからいつでも言ってくれ」
「だから、絶対に転ばないようにしてくれよ」
「わかりました、必ず言います」
「転ばないようには気を付けます(笑)」
「ヨシ、行ってこい!」
下の息子が一番無謀(笑)
その日は上の息子のZ1000と下の息子のMT-09を引き連れいざ出陣です。
ボクは兜の緒を締め、馬にまたがり帰りました。
3人とも、ナイスライドで頼むよ!
今日のお話はここまでです。
あなたの今日がステキな一日でありますように!
チャバティ64でした。
仕事はいい香りのするお茶の販売員をしています。
BASEショップで「お茶の愛葉園」(あいばえん)
というネットショップも趣味で運営しています。
よろしくお願いします。