115kgを持ち上げろ!(世の中にはいろんな人がいるよね)
こんにちは、チャバティ64です。
昨日はかみさんとイオンモールに行きました。
「夏物のサンダルが欲しい」というので、店内が広々とした靴屋さんへ行き、レモンイエローの涼しげなサンダルを見つけ、気に入ったので買うことにしました。
今日はそこであったハプニングについてです。
仕事は、いい香りのするお茶の販売員をしています。
BASEで「お茶の愛葉園」(あいばえん)
というショップを趣味で運営しています。
よろしくお願いします。
出張晩御飯パート2です
さすがに連休中で、なかなか店内が混んでいました。
かみさんを入り口の席に座らせておいて、一番奥のレジへピンクの箱を持って向かいました。
その途中、女性二人(奥さんと店員さん?)で、地べたに座っている男性を椅子に上げようと抱えていました。
遠くから見ても、男性は180㎝くらいあり、体重もゆうに100kgは超えていると思えました。
横のイスには杖が立てかけられていて、どうやらここまでは歩いてきたようです。
立ちあがろうとして転んでしまったのかも知れません。
「もっとベルトを掴んで上に引っ張って!」
男性は少し声を荒げていました。
そうはいっても、か弱い女性が二人で大変そうです。
しかも、その男性は足を立てようとしないんです。
杖があるので足に力は入るはずです。
しかも、女性二人に密着されて喜んでいるようにも見えました。
「大丈夫ですか?」ボクは声を掛けました。
「椅子に座らせたいんだけど重くって」
「ちょっと無理かも...」
女性二人は一生懸命です。
ボクは前に回り込み男性に、
「気分は悪くないですか?」
「痛いところはないですか?」
と尋ねました。
すると「ナイ!」とハッキリ答えました。
ボクは思いました。
【これは確信犯だな】
「それじゃ手を放してください、ボクが座らせます」
女性二人に離れるようにお願いしました。
「後ろから男性を抱え込みました」
(ちょうどデッドリフトのスタート地点のようです)
すると男性に、
「オレは115kgあるから持ちあがらんよ」
と言われました。
「カッチーン!」ボクは思いました。
【おたくはいったい何がしたいの?】
少し呆れて、笑えて来ました。
しかし、こうも思いました。
【オレはデッドリフト115kgなんて準備運動程度なんだよ!】
「それじゃゆっくり行きますよ~」
持ち上げようとしたら足がまったくブラブラです。
【ただのかまってちゃんだな】
静かに息を整え「フワッ」と持ち上げ椅子の上にゆっくりストンと下しました。
(そのままジャーマンスープレックスで投げたかったです)
「あっ、それ、すいませんでした」
女性に持っていていただいていた「サンダルのピンクの箱」を受け取り、すぐにレジに向かいました。
そのあと奥さんだと思っていた女性もレジに来て並び、S字の列でちょうど横になりました。
「先ほどは...」女性が言いました。
「あの大きな人、通りかかったら「椅子に上げてくれ」っていうから店員さんと頑張ってたんだけど、どうやってあそこまで来たのかなぁ?」
「お礼も言わないし、その後、奥さんがみえてなんか怒られてたわよ」
「そうですか、不思議ですね~」
レジを済ませ、かみさんのところに戻りました。
「遅かったね?なんかあったの?」
「ううん、混んでたからね」
「お待たせ、行こうか」
そして「タピオカミルクティー」を買いに行きました。
今日のお話はここまでです。
あなたの今日がステキな一日でありますように!
チャバティ64でした。