生きてて良かった!- 茶 葉 tea’s -

〇〇〇?そいつに自由はあるのかい?

障害者ってひとくくりにしないほうがいいんじゃないかな?

こんにちは、チャバティ64です。

 

先日、仙台に行った時、駅前で歌を歌う若者を見ました。

二人組の男性で、とても上手でした。

この間、長野駅に行った時も見ました。

女性ひとりで、とても耳障りのいい声でした。

その前の名古屋駅でも歌っていました。

いま駅で歌うのが熱いのでしょうか?

 

思うのですがダンスチームもいいですが、

車いすに乗ったシンガー」とか見かけません。

(有名な方がみえたらごめんなさい)

パラリンピックも盛り上がっていますよね。

「チャレンジャー求む!」

今日はそんなお話です。

 

仕事は、いい香りのするお茶の販売員をしています。

BASEで「お茶の葉園」(あいばえん)

というショップを趣味で運営しています。

よろしくお願いします。

 

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出張晩御飯パート4豪華版です 

 

うちのおふくろは障害者手帳を持っています。

障害者と言っても色々な形態がありますね。

 

ずいぶん前の話ですが、土曜日に大阪のビジネスホテルでサービスで提供される無料の朝食を食べているときに車いすの方が20人くらいみえました。

老若男女入り乱れていて何の会かわかりません。

バイキング形式(いまはビュッフェ?)なのでお皿を持って適当に取ります。

車いすの方は膝の上にトレーを乗せて上手におかずを乗せていきます。

 

おかずを乗せてあるテーブルは以前から低く感じていたので「こういうときのための配慮なんだ」と、感心させられました。

狭いホールをいっぱい使い、椅子を片付けてもらってテーブルをくっつけ、みんな楽しそうに輪になって食事していました。

 

ボクは元々先に来ていて窓際のカウンター(椅子・テーブル固定)で、食事していました。

後から来たカップルや家族も必然的に横並びになりカウンターで食事していました。

 

その車いすの集団の中で30才位だろうか、リーダー的な人物がいて大きな声で話をしていました。

 

「この間さぁ、どっかの料理屋が乙武さんを断ったって見た?」

(ザックリ解説 店舗が階段しかなく、忙しくて運べないとお断りした件)

 

「あれ、ひどいな~」

「あんなことあってええんか?」

「オレならガツンとその場でいうたるけどな!」

 

そんなネタのオンパレードで、みんなをさんざん煽っていました。

気を使い、テーブルで食事できない家族をしり目にです。

何かが違う気がしました。

 

しかし、この件に自分としてはひとつの疑問がありました。

階段で運ぶ人って、乙武さんが用意すべきことなんじゃないか?

店に人を運ぶプロでもいるのだろうか?

2m以上は高所作業になるし、どの程度の階段かはわからないけど、万が一、あやまって転げ落ちたら誰の責任になるのだろうか?

ボクは、そこを論じないことに違和感がありました。

 

何も考えず、駅で点字の上を歩く健常者には腹が立つ。

バリアフリーはもっと進まないといけない。

自分や身内がそうなった時、本当に助かるし、社会はそうなるべきだとも思う。

もっと、国が予算を使って真剣に取り組んでくれたらいいのに。

 

しかし、施される側にも感謝があってもいいと思う。

いいことも悪いことも含めて、対等な社会形成なんじゃないかと思う。

乙武さんは影響力のあることを利用して店名までわざわざ出して持論を展開したように思えた。

 

それは正しいことなのか?

エゴなのか?

乙武さんくらいの影響力を持つ人なら「今後の障害者社会の確立のために」とでもいえば世間は納得してしまうだろう。

 

しかし、万が一事故でもあったらどうするのか?

誰の責任になるのだろう?

疑問は疑問のままだ。

 

ボクは朝食を済ませホテルを後にした。

そのあと、向かいのコンビニで買い物をして出ようとしたとき、先ほどのリーダー的な車いすの人がいて、ボクにこう言った。

 

「あ~おっちゃん、オレ入るからドア開けて」

ボクはドアを開けませんでした。

そして、その子に顔を近づけて言いました。

 

「おい、小僧!」(20歳年下)

「お前は口の利き方も知らね~のか?」

「目上に敬語は当たり前だろ?」

 

「しかも頼み事しといて、なんだその言い方は!」

 

その彼は、驚いた表情を見せました。

 

「なんだ、自分は特別だとでも思ったか?」

「そんなことあるわけないだろ!」

 

「世の中にはな、オレみたいにひねくれたヤツもいる」

「気を付けてものを言え!」

「わかったか!」

 

彼は目をぱちくりさせ、

「ハイ、わかりました」

「すいませんでした」

バツが悪そうに上下に目が移動していました。

 

ボクの行為は、今なら○○ハラスメントになるんでしょうか?

 

ボクはあえて鬼の形相で言いました。

「そうか、わかったのか」

「じゃあ、もう一度言ってみろ!」

 

「すいません、入りたいのでドアを開けてもらえますか?」

 

表情を緩めました。

「なんだ、ちゃんと敬語できるじゃないですか?」

「意地悪して、申し訳なかったですね」

「ボクも普段、外ではこんなしゃべり方なんですよ」

 

彼は拍子抜けしたようでした。

 

そうして彼としばらく与太話をして、握手して別れました。

うちの息子より少し上の30才、大阪の方でした。

話せば、気のいいあんちゃんでしたね。

 

ボクは彼のことを障害者だから特別だとか思いません。

ひとりの立派な男性として注意したまでです。

 

たった一言で、誤解されて欲しくないんです。

これからも皆から愛されてほしいんです。

おっちゃんの老婆心(エゴでおせっかい)です。

ただそれだけです。

 

 

 

えぇ、自分でもめんどくさい性格だと分かっていますよ(笑)

 

 

今日のお話はここまでです。

あなたの今日がステキな一日でありますように!

チャバティ64でした。

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