何を言っているのかわからないけどね。
こんにちは、チャバティ64です。
昨日から東京にいます。
明日は名古屋へ出張です。
早く家でのんびりしたいです。
仕事はいい香りのするお茶の販売員をしています。
BASEの「お茶の愛葉園」(あいばえん)
というショップを趣味で運営しています。
少し、人が来て下さるようになりました(笑)
よろしくお願いします。
本日は、先日拝見した「恵方巻の廃棄による食品ロス」の記事に思うところがあり、自分なりの意見を述べます。
(去年の今頃、白菜一玉600円くらいしましたよね)
もちろん、ボクは専門家でもなんでもありません。
ただ、農家さんや漁師さんを見ていると思うんです。
農家さんは「果物」「野菜」「米」「花」「枝」など、いろんなものを作っています。
畜産も「豚」「牛」「鳥」「玉子」「乳」など、いろいろあります。
漁師さんは大人数で遠くまで船を出し、常に命がけの仕事です。
みな、気候や天候に左右され、時間のかかるものばかりです。
「結果がすぐに出ないこと」「先行投資が必要なこと」と、非常に狭き門に思えます。
「高齢化で担い手がいない」と聞きます。
実情は違うんです!
リスクのわりに儲からないから廃業に追い込まれるんです。
農業は、やりがいのある仕事です。
あとはリスクに見あった収入がついてこれば、誰だってやりたくなりますよね。
しかし、作った農産物は基本的に市場で問屋さんやお店やさんが仕入れます。
最近は直販などもありますが、全体量からすると、ごく一部ですね。
「こだわった特殊なもの」「時間をかけてブランド化したもの」以外は、なかなか直販は難しいです。
さて、通常のものは市場でセリが行われます。
いくらで落札されるかはわかりません。
その日の入荷量によっても大きく左右されます。
時期にもよります。
不思議に思いませんか?
いくらで落札されるかわからないのに、市場に品物が集まりセリにかけられます。
落札額によって儲かるか儲からないかが決まるのにです。
言うなれば、定価のない定食屋さんで料理を頼み、見た目と、お腹の空き具合、ライバル店の有無などを加味し、お客が言い値でお支払いするようなものです。
そりゃ定食屋のオヤジさん怒っちゃいますよね。
これはセリ特有の「無条件委託販売」であり、農家さんの作った農作物は購入者に一方的に値段をつけられ、買われていくのです。
よく豊作貧乏や大漁貧乏なんて言葉を聞きます。
気候が良くて沢山できれば買い叩かれます。
「最近野菜が高いわねぇ」
「さぞかし、農家さん儲かってるわね」
それは違うんです!
相場が高騰するときは、品物が薄いときですから大半の農家さんは指をくわえてみているだけです。
どっちにしても儲からないからヤメるんです。
息子や孫にそんな苦労をしてほしくないんです。
出荷シーズンには畑に大量のキャベツや玉ねぎが捨てられていることがあります。
通るたびに「もったいないなぁ」と思います。
農家さんに聞いたら出荷しても段ボール代が回収出来ないと言います。
しかし、捨てて腐らせるくらいなら、たとえば「子供食堂」とか「恵まれない国の方」などにさしあげたらどうか?と尋ねると「一度やると継続しにゃいかん、それは出来ん」と言われました。
「食品無駄にして、何言ってるのかわかんないけどね」
「なるほど、そう言う考え方もあるんだな(怒)」
現段階ではくやしいけど、納得せざるを得ないことです。
そうなると恵方巻の廃棄は、畑なのかお店なのかの違いにすぎません。
農家さんにとって廃棄ロスは必要悪なのです。
今日のお話はここまでです。
このお話は明日に続きます。
あなたの日々がステキな一日でありますように!
チャバティ64でした。