【続】それでもおふくろは「オレオレ詐欺」にひっかからない
こんにちは、チャバティ64です。
もう一年以上、おふくろに会っていません。
この状況で行けば、むしろ親不孝になります。
親に会うのが不要不急ですか?
判断の難しい所ですが、寂しいのは事実です。
世間では、なんでも「リモートだ」「在宅だ」なんて言われるけど、もう80歳を過ぎるのに肩も揉んであげられないとは悲しいなぁ。
「テイクアウト」も出来ないし(笑)
(おかあちゃん、今夜はカレーがいい)
相も変わらず、うちの岐阜の田舎(緊急事態宣言発令中)でも、オレオレ詐欺(特殊詐欺)の電話があります。
以前実家に行った時、こんなことがありました。
電話が鳴り、おふくろが出ました。
なんか「ふんふん」言いながら相槌を打っていました。
【兄貴からかな?】
ボクがそう思ったときにおふくろが言いました。
「あんた、誰や?」
「・・・」
「あっ、切られたわぁ」
「なんや最近多いな、あんたからの電話(笑)」
「えっ?どういうこと」
「あんたがな、オレやオレって電話して来るんや」
「それって…詐欺か?」
「そうやろうなぁ、こんな田舎までご苦労なこっちゃ」
「最近は家までお金取りに来るんやろ?」
「こんなとこまで来るんかな?」
「もし、来ても私が叫べば、近所の人がみんな出てきて袋叩きにあうわ」
「詐欺も命がけやな(笑)」
「笑いごっちゃないけど、袋叩きは気の毒やなぁ」
「ほうや、それやであんた誰やって聞いたっとんのに言わへんでな」
「そりゃ、そういう人は言わへんやろ」
「ほんでも、あんたや言うとるでな笑ってまうな」
「何回くらいそんな電話あったんや?」
「そうやなぁ、20回くらいか?」
「そんなに!?」
「そうや、調子ええ時は日に何回かあったでな」
「よう引っかからんかったなぁ」
「引っかかわけないやろ」
「引っかかっても金は無いわな(笑)」
「風邪ひいて声が変わったとか、いろいろ言うのもおるけどな」
「あんたから、オレとかボクって聞いたことあらへんで」
「ハハッ、そりゃそうや」
「ほいでもなぁ、向こうも仕事でやっとるんやろう?」
「話だけでも聞いたらなあかんと思ってな」
「ほんで、最後に ”あんた誰や” っていうと切りよるんや」
「まぁ、しゃーないわな」
【どんだけ人がいいんだ?(笑)】
笑っちゃうでしょ?
行けなくても電話はしますよ。
ベルさんでしたね、電話を作った人。
いつも感謝してます。
次はワクチンを作った人に感謝するのかな?
スマホを渡しても使わないし、PCを設置しても扱い方もよくわからず無駄にお金を使うこともない。
また会えればいいんです。
ボクは実家に頻繁に電話しますが、必ず名前を言います。
これは35年以上前からです。
「もしもし〇〇○○やけど、○○○○ようやっとるか?」
これで半分だけ正解です。
イントネーションも特殊ですよ(笑)
早く、この騒ぎが落ち着いてくれることを切に願います。
今日のお話はここまでです。
あなたの今日がステキな一日でありますように!
チャバティ64でした。
仕事はいい香りのするお茶の販売員をしています。
BASEショップで「お茶の愛葉園」(あいばえん)
というネットショップも趣味で運営しています。
よろしくお願いします。