父親っていったい何?
こんにちは、チャバティ64です。
仕事はいい香りのするお茶の販売員をしています。
BASEの「お茶の愛葉園」(あいばえん)
というショップを趣味で運営しています。
誰もこないので、ぜひよろしくお願いします。
今日は父親とはなんぞやをお話したいと思います。
ここ数回はスイートな方面でしたが、少しダークなお話も混ぜながら、現在、父親の方も、そうでない方も、もしよかったら少しお付き合い下さい。
(さぁ、いまから煮るよ~!)
ボクは父親の思い出が、ほとんどありません。
だからといって、ネガティブになる必要もなく、さほど人の道を外すことなくこれたのは、ひとえにおふくろのおかげだと思っています。
しかし、自分が親になることを想定して人生を歩んできた訳でもなく、いざ自分が父親になるとわかった時は喜びの反面、プレッシャーみたいなものを痛烈に感じたのは忘れられません。
いま思っても不思議なのですが、結婚する前のボクは自他共に認める「子供嫌い」でした。
自分は突然大きくなったわけでもないくせに、なぜか毛嫌いしていたんです。
自分の結婚式も「小さい子お断り」で行ったほどです。
やはり、どこか屈折していますよね。
かみさんも、困惑するくらいでしたが、回りから「自分の子供が出来たら変わるから」と、言われ少し安心した覚えがあります。
実際に生まれたら、それはもうなんとも言えない可愛さで、すぐにメロメロになりました(笑)
しかし、ここからが大変です。
なんと言ってもオヤジの見本がありませんでしたから、今ひとつ自分のポジションが見えてきません。
「寺内勘太郎一家」(古い!)を理想とするのですが、やはりあれはブラウン管の中のお話です。
仕方がないので、全てを体験してみようと思いました。
オシメ替えはもちろん、哺乳瓶での授乳と空瓶の煮沸、ゲップが出るまで背中をトントン、お風呂、寝かしつけ、なんでもやります。
しかし、母親にはかないません。
やはり、一日中一緒にいる母親は手強いです。
子育ての中心はやはり母親でした。
さて、それでは、父親の役割はなんでしょう?
原始時代なら外へ行き、狩りをしなければいけません。
戦国時代なら戦で勝たなくてはいけません。
(時代設定が極端...orz)
そうだ!仕事だ!
少しでも楽に生活出来るように一生懸命働きました。
朝も夜もなく、とにかく必死に働きました。
それでも、時間がある時はお風呂に入ったり、遊んだりしました。
初めて笑った、寝返り、つかまり立ち、初めてしゃべった、色々な思い出と共に3歳になった頃、朝出掛けるときに子供から言われた一言が「また、来てね~」でした。
【どこで間違えたんだろう】
仕事が忙しく、なかなか起きているときに帰ってこれず、寝ている時に出勤するので、家に帰ってきても寝顔しか見ていませんでした。
気付けば、株式会社で取締役になっていました。
(その後、退社します)
【これが、オヤジのポジションか?】
なにかが違う気がしました。
しかし、仕方がないことだとも思いました。
それからは子供をよく観察しました。
何が一番うれしいのか?
何をされると喜ぶのか?
そこで見つけたことがありました。
子供はごはんよりも、アニメよりも「オモチャ」です。
オモチャで遊んでいるときが一番楽しそうです。
「よし、わかった!」
「ボクが一番大きなオモチャになる!」
それからオモチャを目指して精進した結果、子供たちと、スゴく仲良くなることができました。
それは今でも変わらず、かみさんが一緒にいってくれない映画(ボヘミアンラプソディー)や、ボクが見たかったライブ(the pillows)なんかは全部、どちらかの子供が付き合ってくれます(笑)
オヤジのポジションはいまだによくわかりませんが、涙が出るほどありがたいことです。
今日のお話はここまでです。
あなたの今日がステキな一日でありますように!
チャバティ64でした。