【昭和のお話】銭湯編パート2 今も昔も注意は必要!
こんにちは、チャバティ64です。
前回は銭湯編といいながら、ほぼおふくろとの思い出話でした。
非常事態宣言も岐阜は解除になり、来週あたり言って来ようかな?
さて、今回は本当に銭湯にまつわる当時のお話です。
わかる人には「うんうん、そうそう」
知らない人には「え~っ!」
そんな時代もあったよね。
銭湯にはフルーツ牛乳がつきもの
上は15年くらい前の写真です。
今なら怒られるだろうなぁ~
こういう楽しみは当時からありました。
たしか50円くらいだったと思います。
牛乳、コーヒー牛乳、イチゴ牛乳、フルーツ牛乳、マミー、ヨーグルトです。
勝手に冷蔵庫から取り出し番台にお金を払いに行きます。
すると番台のおじさんがフタをキリのような道具でポンと開けてくれます。
風呂上がりですから至福の時間ですね。
扇風機の前を陣取り「あ~わわわゎ~っ」とひとしきり楽しんだあとグイっと飲みます。
「ぷはぁ~この一杯のために生きてんだ!」
そんな声が聞こえてきそうですが、それは大人の楽しみ。
甘味を噛みしめながら味わいましたね。
毎日のことですから、そんなものを買ってもらえるのは月に1度か2度です。
本当のお楽しみでしたね~
さて、当時の銭湯ですが「神田川」よろしく、石鹸類はすべて持込です。
今のように備え付けのものは一切ありません。
洗面器(ケロリン)やイスは置いてありますが基本はマイ洗面器持参です。
そこにタオルとシャンプーと石鹸を入れます。
つまり、洗面器が持ち運びのバッグ代わりになっているんですね。
タオルでフタをすればクラッチバッグのように小脇に抱えちょっとオシャレにw
当時、コンビニなんてありませんから手提げのビニール袋もありません。
基本、買い物はカゴ持参、袋は紙が普通でした。
いやぁ~そう考えると段々時代が元に戻りつつあるんですね。
その中でも、うちのお袋はワイルド路線を行ってまして洗面器は持ちません。
買い物かごにタオルを入れ、その中に着替えとシャンプー・石鹸をくるむタイプです。
当時は石鹸もシャンプーは銭湯で補充していました。
ここで突然ですが、銭湯にまつわる注意点をひとつご紹介します。
それは「絶対に新しい靴は履いて行かない」ということです。
うちでは銭湯専用のボロ草履があったくらいです。
間違えた!という名目で新しいものは変えられちゃうんですね。
昔、おふくろがやられたそうで家訓になっていますよww
小悪党はいつの時代もいるものですね。
さて、当時の銭湯で買うシャンプーは、今のお弁当のしょうゆ入れを大きくしたようなものでこぼれる心配はほぼなかったです。
石鹸は牛乳石鹸をケースに入れてました。
ボクたちは子供ですが、当然男風呂に二人で入ります。
おふくろは女風呂に一人で入ります。
いっそ混浴ならみんな入れていいんですがそうも行きません。
きっと男性客は増え、女性客は減り、銭湯の件数が一気に増えるか、完全に無くなるか一か八かの勝負になるでしょうwww
冗談はさておき、この別れて入ると言うところが曲者なんです。
入口で、おふくろにタオルとシャンプーだけ渡されます。
いまはスーパー銭湯に行くと時計を見て「〇時〇分集合ね」といって別れます。
風呂にもいたるところに時計がありほぼ狂いなく集合出来ます。
しかも、備え付けの石鹸やシャンプーもあり、冷暖房完備で休憩していればいいですから最高ですね。
さて、昔はどうしていたのでしょう?
ゴキゲンな富士山の絵が描かれた壁には時計なんぞありません。
いちいち脱衣所に戻って時計を確認しますか?
石鹸もおふくろが持っていますから身体もシャンプーで洗わないといけませんw
ボクたちはそれでもいいんですけど、牛乳石鹸で洗うおふくろの髪がバリバリにならないか心配ですww
ここからが、おおらかな時代の象徴です。
まさかまさかのパート3に続きます(笑)
今日のお話はここまでです。
あなたの今日がステキな一日でありますように!
チャバティ64でした。
仕事はいい香りのするお茶の販売員をしています。
BASEショップで「お茶の愛葉園」(あいばえん)
というネットショップも趣味で運営しています。
よろしくお願いします。