生きてて良かった!- 茶 葉 tea’s -

〇〇〇?そいつに自由はあるのかい?

エラそうにするんじゃない!人の立場なんていつ逆転するかわからない!!

こんにちは、チャバティ64です。

 

先日、車が壊れたのですがちょうど車検なので乗り換えることにしました。

3年半で160,000kmほど乗った車ですが、先日下取りの査定に行った時に、はじめて輸入車だということを知りました。

サスは堅いし、純正タイヤはAVONだし、メーターが200kmを超えて書いてあったし、変な車だとは思っていたのですが最後の最後に納得しました(笑)

 

仕事は、いい香りのするお茶の販売員をしています。

BASEで「お茶の葉園」(あいばえん)

というショップを趣味で運営しています。

よろしくお願いします。

 

今日は、昨日の続きです。

さて、突然キャンセルとなってしまった建てかけの家はどうなる?

 

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(おつかれさま!ありがとう) 

 

 

外回りから帰ってきた彼は、課長に呼ばれ「お前の説明が悪いからキャンセルされた」と大声で怒鳴られました。

 

【昨日は納得して帰ったはずなのに?】

 

彼は、その若夫婦の自宅へすぐに行きました。

そしてことの顛末を聞き、お詫びし、なんとかキャンセルは取り消してもらいました。

初めからお付き合いしている担当者だからこそ出来たことです。

 

会社に戻り、キャンセルは取り消してもらえたことを課長に告げると「あの小僧、初めからその気だったんだろ?」

「難癖つけて、代金をまけさせようとしたんじゃないのか?」と、想像を絶する暴言をぶつけてきました。

 

彼は言いました。

「課長、いくらなんでもお客様に小僧はないでしょう?」

「若いのに新築なんて立派じゃないですか?」

「大きいお金とローンで神経質になるのは仕方ないですよ」

 

課長は言いました。

「なんだ、お前までエラそうに」

「俺に説教か?ふざけるな!」 

 

立場は課長のほうが上なので彼も躊躇しましたが、堪え切れませんでした。

 

「そもそも課長が心無いことをお客様に言うからでしょう?」

「見えなくなるからいいみたいなこと言われれば誰だって怒りますよ」

「大切なマイホームなんですから」

課長が悪いということを言ってしまいました。

 

「あぁ、オレが悪かったのかもな」

「それなら、お前が最初からいればよかったんだよ」

「会社に来るのに、担当のお前に何の連絡もないんだろ?」

「不信感があって、いない時にわざわざ来たんじゃないのか?」

「違うのか?」

 

「そうかも知れませんね」

「だけどキャンセルを取りやめさせたのは自分です」

「それはどう思いますか?」

 

「もう、どうでもいいよ」

「あ~ぁ、お前はエライ、エライよ~」

 

そういうと課長はPCに向かい、取り合おうとしませんでした。

彼はその若夫婦の家が出来上がり、受け渡しを持って退職したのです。

 

最後まで話を聞いて、ボクは言いました。

 

「それで、なんで会社を辞めたの?」

 

「まさか、課長が気に入らなかったから?」

「そんな我慢のないことじゃ社会人として失格だよ」

「ガマンはタダで出来るから、グッと堪えれば済むじゃない」

「ダメだよ~!そんなボンクラ上司に人生左右されちゃ!!」

 

「アルバイトや、今が悪いって言うんじゃないよ」

「実力も気遣いもあるのにもったいない」

「すぐにでも、もとの会社に頭下げて戻るか、ライバル会社に行きなよ!」

 

「純粋に腹が立つけど、せっかくの実力を無駄にしちゃダメ、いつか後悔するよ」

「いま反省するのは我慢の無かった自分にだからね」

 

彼は、それから何年後かに無職になるオヤジに散々言われました(笑)

 

そして、彼は本音を言ってくれました。

「じつは、ずっと心の中でモヤモヤしてたんです」

「なんか踏ん切りがつきました」

「一からやり直してみます!」

 

「ホントにホントかい!?」

ボクは確かめました。

 

「もちろん、約束します!」

とても力強い返事が帰ってきました。

 

うれしかったですねぇ。

 

彼は聞いて欲しかったんだと思います。

背中を押してもらいたかったんだと思います。

いつも口うるさいボクならきっと....

この展開を読んでたのかな?

 

ボクも人に相談することがあります。

しかし、それはあくまでも参考意見になります。

「人に聞いといて、そりゃなんだ」と思うかもしれません。

 

「自分のことは自分で決める」

あたりまえのことです。

 

そして彼との積み込み、麦茶会も数日で終わりました。

彼は、元々いた会社でも、ライバル会社でもないところへ就職しました。

 

たまたま趣味の筋トレで知り合ったおじいちゃんの息子さんが、そこの管理職だったんです。

前から自慢げに、何度も (おじいちゃんだから 笑) 聞かされていたので利用させていただきました。

 

「素晴らしい営業の人材がいるんだけど、息子さん話、聞いてくれないかな?」

 

温泉につかりながら、話をしたら「わかった、そんないい子なら言っとくよ」と、快く了承してくれました。

そのおじいちゃんも元大手(ヤマ○)の部長だったそうです。

 

そして彼は面接を受け、実力で入社しました。

 

就職した先は、元々いた会社を下請けに使う

大手ゼネコンです。

もともと持ってる営業センスで実績を上げ、契約のエースとして頑張っています。

 

もとの上司と会議などで会うことがあるようですが、普通に応対しているそうです。

心の余裕がそうさせるんでしょうね。

 

向こうは戦々恐々としているようですが…(笑)

 

やさしい彼でよかったね、課長さん! 

 

 

今日のお話はここまでです。

もう一つ、このお話は続きます。

 

あなたの今日がステキな一日でありますように!

チャバティ64でした。

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