生きてて良かった!- 茶 葉 tea’s -

〇〇〇?そいつに自由はあるのかい?

【温泉】全身ボディアートの人と遭遇した

こんにちは、チャバティ64です。

 

ご無沙汰しています。

非常事態宣言が解除になり全国へ出歩けるようになりました。

とても微妙な時期ですが、今しかないので年末まで全国を飛び回ります。

このまま落ち着いてくれると嬉しいです。

 

先日、仕事帰りに久々に温泉に行きました。

やっぱりいいですね。

とても疲れがとれて気持ちもリフレッシュ出来ます。

 

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ボクは縞模様だけ~

 

 

意気揚々と、熱を測ってアルコール消毒をしてから券を買う。

一連の動作が今の時代を感じますね~(笑)

 

すぐに更衣室に行くと「メイプル~のカズレー〇ーさん」みたいな赤いシャツを着た金髪の方が一人いました。

いま来たばかりのようで、イスに座り靴下すら脱いでいません。

細身で背が高そうな30過ぎ(若者)くらいの方でしょうか?

 

なぜかこちらを上目遣いでチラチラ見ていました。

なんだか服が脱ぎにくいのですが見せてやりましたよ。

筋肉と脂肪のカーニバルを!(脂肪率とても高め)

 

一瞬「おっ」とした顔をしましたがボクは気にせずに脱ぎ続けます。

するとその人が立ちあがりシャツのボタンに手をかけるとなんと!

ものすごいボディーアートが御開帳です。

そしてシャツを脱ぐと首の下から袖の先までビッシリ。

 

こりゃすごい!良く入って来たな~なんて思いながら湯船に(笑)

あんまり人のことを気にするのも良くないですからね。

さて、のんびりかけ流しの湯に浸かっていると先ほどの若者が入って来て近くに浸かりました。

 

チラッと見たら足首までビッシリボディアートが施されていました。

ほぼ全身ですね。

昔の銭湯にはたくさんみえましたが、最近はどこもお断りなのでなかなかお目にかかる機会も無くなりました。

 

当然、この温泉もお断りの看板が正面にあります。

 

【しかしよく入って来たな~】

この温泉は全体的に暗くて少し濁り湯なため、浸かってしまえばほぼわかりません。

 

見つかれば一発退場!ごねればすぐに警察沙汰です。

それほどの危険を冒してまでも入りたかったのかな?

 

こうなると興味深々(笑)

とりあえず話しかけてみました。

 

「こんにちは!外国の方?」

 

「いえ、違います、驚かせちゃいましたよね(笑)」

「話しかけられたのも初めてですけど地元の方ですか?」

 

「いや、違うけど仕事でこっちに来ててね」

「よく温泉は利用するの?」

 

「いえ、初めてです」

「こうい仕事をしていると銭湯もプールも行けないです」

 

「えっ、仕事?」

 

「はい、タトゥーアーティストってわかりますか?」

「昔でいう彫り師なんですけど、以前は医療の免許が欲しかったんですけど4~5年前からいらなくなったんです」

「それで東京で学んでタトゥーモデルをやりながら、独立出来るように勉強中です」

 

「そうなんだね」

「世の中にはいろんな仕事があるんだなぁ」

「日本は閉鎖的だけど、海外じゃ当たり前だもんね」

 

「そうなんですけど、なかなか親とかにも認めてもらえないし、人から怖がられる方が多いんでつらいですね」

「日本ではまだまだファッションとして認めてもらえないので、来週から先輩のいる海外へ行って勉強しなおす予定です」

 

「そうなんだ、日本の技術を海外でも見せつけてほしいね」

「ハハハ」

 

談笑していると...

温泉のおばちゃん登場

【最悪だ、誰かが言ったんだろうな】

 

「すいませ~ん、そちらの方、確認したいことがあるので上がってきてもらっていいですか?」

 

「ねえさん、ごめ~ん」

「この方、ブラジルの人で近所の子供達にサッカー教えててね」

「世話になってるから連れてきたら、こんな感じだったんだよ」

 

「ホントにちゃんとしてる人だから」

「ルール破って申し訳ないけど今日だけ見逃して」

「ボクもすぐに出るようにするよ」

 

「そうは言っても、支配人に見て来いって言われたからねぇ」

 

「とりあえず日焼けの皮がむけた人だったってことでお願い!(笑)」

 

「わかったわよ、今日だけだからね(笑)」

 

「ありがと~また回数券買うよ(笑)」

 

おばちゃん立ち去る

 

「よかったね~ここじゃ目立つから奥の露天風呂に行こうか?」

 

「いや、迷惑はかけられないので出ます」

 

「こんななりで何を言っても無駄なんですけどね」

「日本を離れる前に温泉に入ってみたかったんです」

「一度も入ったことがなかったので」

 

「そう、どうだった?」

 

「スゲー気持ち良かったです」

「いい思い出になりました」

「ありがとうございました」

 

「お礼を言われる筋合いはないけど気持ち良かったならうれしいね」

「いつかファッションとして認められるといいね」

 

「はい、もっと勉強して有名になりますよ」

「いつかお会い出来たら安くしときますよ!」

 

 

「うん、ボクはいいかな(笑)」

 

 

 

今日のお話はここまでです。

あなたの今日がステキな一日でありますように!

チャバティ64でした。

 

仕事はいい香りのするお茶の販売員をしています。

BASEショップで「お茶の葉園」(あいばえん)

というネットショップも趣味で運営しています。

tyabatea.base.shop

よろしくお願いします。

 

  

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