【去年の今頃はどんな記事を書いてましたか?】卒業証書授与!
こんにちは、チャバティ64です。
みなさん、去年の今頃はどんな記事を書かれていましたか?
ボクは自分の中の節目ごとにリライト記事やショートストーリーをアップしていますが、たまに去年の今頃は?と振り返ってみるときがあります。
まさに日記的なブログの典型例ですね。
ちょっと感慨深く思いリライトしました。
昨年のものですから「最近は一年前の最近」「先週は一年前の先週」となります。
読まれた方もみえると思いますが、良かったらお付き合い下さい(´ω`*)
(2020年3月20日のリライト記事)
卒業シーズンですね~
学生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!
親御さんも少し肩の荷が下りましたか?
我が家では、卒業式に参加したのはずいぶん前のことですが、なんと先日あったんです。
先週、病院で検診を3点セットで受けました。
・血液検査
・造影剤を使ったCT
・大腸カメラ
これらの検査を2日に分けて行いました。
以前からハッキリとは明言していなかったのですが、5年前に悪性腫瘍(大腸がん)のために手術を行い、大腸を30センチと胆嚢を摘出しました。
お腹に8つの穴を開け、神戸の先生にとても上手に手術してもらいました。
痕は残りましたが、5年の歳月は言われなければわからない程、キレイなものにしてくれました(個人の主観)
「がん」というのは3年間がひとつの山場、5年持ちこたえれば再発とは言えないとのことでした。
つまり、5年が経過してから発症した場合、通常の人が、がんになる確率と同じになるとのことでした。
しかし、5年間は再発する確率は高いのは否めないとも言われていました。
そんな不安をかかえた5年間です。
きっと他の患者さんも同じ気持ちだと思います。
よく「過ぎてしまえばあっという間だった」とか言いますけど、そんなもんじゃありません。
そして2日前に病院に検査結果を聞きに行きました。
毎回この時間はイヤなものです。
待合に診察時間15分前に到着しました。
少々緊張しながら待っていると、ほどなく名前を呼ばれました。
診察室に入り、先生に一礼し正面に座りました。
「こんにちは、よろしくお願いします」
先生には笑顔はなく、どこか緊張しているのがわかりました。
【まさか?】
先生は、検査報告書を持ちこちらに向かって座っていました。
そして、書類を両手で持ちかえ、突然立ち上がりました!
後ろに立っていた看護師さんから、手振りで立つように催促されました。
よくわかりませんが、慌てて立ち上がりました。
すると、先生がボクの目を見てニッコリ笑い、大きな声で!
「これが証書です、ご卒業おめでとうございます!」
そう言いました。
ボクは緊張の糸が切れ、泣き崩れそうになったのをグッと堪えました。
「ありがとうございます、卒業させていただきます!」
がっちり両手で受け取り頭を下げました。
そして座り、写真やデータを見ながら説明を受けました。
聞いてるそばで、いろんなことが走馬灯のようによみがえり、目頭が熱くなりました。
再発をする夢を何度も見ました。
新規の保険に入れないのに、生命保険の案内が郵送されて来るたびに悲しくなりました。
家族に迷惑をかけたことは今でも忘れません。
そういう時こそ、家族のありがたみがわかりました。
不安にさせまいと、あっけらかんと笑うかみさん。
実は500円玉大の抜け毛があったことを黙っていました。
手術の日、朝から病院に詰める上の息子。
かみさんを車に乗せて朝から病院に詰め(14時間)ボクとかみさんを励ましてくれました。
「オレは信じてるから手術当日は行かない」と言った下の息子。
翌朝、ひとりでずっと目が覚めるのを待っていてくれました。
本当にありがたい大切な家族です。
これでひとつ何かが変わった気がします。
あ~生きてて良かった!
本当に良かった!
この先なにがあるかはわかりませんが、精一杯この命を使い切ります。
神様っているんだなぁ~(*‘∀‘)
命に感謝!
みなさんもご健康にお過ごしください。
昨年の今頃のリライトです。
まだコロナも蔓延しておらず、まさかこの後そんなことになるとも思わずタイミング的にも恵まれていました。
いまはおかげさまで絶好調です!
今日のお話はここまでです。
あなたの今日がステキな一日でありますように!
チャバティ64でした。
仕事はいい香りのするお茶の販売員をしています。
BASEショップで「お茶の愛葉園」(あいばえん)
というネットショップも趣味で運営しています。
よろしくお願いします。