歌舞伎町で帰ろうと思ったら40万円の請求が来た!ビックリ、ドッキリ、ボッタクリ!Σ(゚Д゚)ダサッ
こんにちは、チャバティ64です。
昨日は予告通り、ばぁばを連れ出し、浜名湖沿いの美しい展望を眺めながらかみさんとのんびり過ごしてもらいました。
昼間はこの時期限定のカキ小屋で浜名湖ブランドカキの「プリ丸」を堪能しました。
驚くほどたくさん食べたので晩御飯が食べられたのか心配です(笑)
仕事はいい香りのするお茶の販売員をしています。
BASEショップで「お茶の愛葉園」(あいばえん)
というネットショップも趣味で運営しています。
よろしくお願いします。
夜の街には危険がいっぱい!
さて、先日小ネタでお話した歌舞伎町のボッタクり請求について記述します。
とても古い話で、飲食で過去に請求された金額ナンバー1です。
ボクがまだ20歳になったばかり(入院前)にとある武道の全国大会が、東京の日本武道館で行われました。
それに先輩が出場することになり、応援のため、師範と先輩2人、そしてボクの4人で東京へ行きました。
修学旅行以外で東京に行ったのは初めてだったのですごく楽しみにしていました。
試合当日、応援もむなしく入賞は逃してしまいました。
しかし、師範が教えている女性拳士が翌日決勝に残りました。
明日は応援しようと、泊ることにしました。
ガッカリする先輩を慰めようと師範が
「よし今夜はオレのおごりで飲みに行こう!」と言いました。
「どこに行くんすか?」
先輩の目に輝きが戻りました(笑)
「もちろん歌舞伎町だろ?」
師範が言いました。
ボクは20歳になったばかりで飲みに行くこともなく、歌舞伎町がどういうところかわかりませんでした。
「やった~!一回行ってみたかったんすよ~!」
先輩がはしゃいでいます。
【相当いいところなんだろうな】
ボクはわからないながらもワクワクしていました。
そして、タクシーで新宿へ行きました。
当時どこに泊っていたのかも覚えていませんでしたが、歌舞伎町であった出来事だけは今でも鮮明によみがえります。
師範を先頭にきらびやかな場所を歩いていると、道に客引きの方がたくさんいました。
今はいないかも知れませんが、当時はお客より多いくらい立って声を掛けていました。
一生懸命に呼び込んでいて、なかなかできることではありません。
しかし、そこにワナがありました。
「お兄さん、お兄さん、店決ってる?」
「うちの店いいよ!一人飲み放題で4,000円ポッキリ、カワイイ子いるよ~!」
師範はどう見てもお兄さんではありませんが、満面の笑みで話しかけられています。
おごりなので師範に決めてもらいます。
師範が決めかねてると
「わかりました、3,000円ポッキリでいいですよ!」
今思えば変な話なんですけどね(笑)
そして4人で入店しました。
薄暗いどころじゃない店内のテーブルに案内されました。
段々目が慣れてきて分かったのですが、失礼ながら「かわいい子」とは言えないご年配のお姉さんがついていましたΣ(゚Д゚)
飲み物はビールが瓶で出てきましたが、師範はちょっとオカンムリです。
「今日はお疲れさん」
「それじゃ、残念だったけどカンパ~イ!」
「とりあえず、ここで少し飲んで次に行くか」
入店して五分後に次の店の相談です(笑)
師範は当時40くらいで独身でした。
カワイイ子がよかったんでしょうねww
ちょっとしたつまみが出てきてビールを何本か飲んでお会計です。
「おあいそして!」
お姉さんにいいました。
「ハイ、少し待ってね」と席を立ちました。
なかなか戻ってこず、師範は12,000円をすでにテーブルに置いていました。
お姉さんが戻って来て小さなメモ紙みたいな紙を持ってきて師範に渡しました。
師範が見たら「はっ?なんだこれ!」と言いテーブルに紙を投げました。
どうしたかと思ったらその紙に「400,000円」と書いてありました。
ボクは何かの間違いだと思い言いました。
「一人3,000円って言ってたから間違ってると思うよ」
「お姉さん、外のお兄さんに聞いて見て」
「ボーイさ~ん」
お姉さんが呼びました。
さっきと違うお兄さんが来ました。
「お客さん困りますね、ビール飲んで、おつまみ食べて、女の子つけて、延長まですると当店のシステムでは、こういうお会計になるんですよ」
「どっから来たか知らないけど、まさか払えないなんて言わないでしょうね」
奥のカーテンから違う男性が2人程、こちらをのぞいています。
「あのね、お兄さんじゃなくて、外にいた人だよ」
「入り口に立っていた人、あの人に聞いてよ」
ボクはもう一度言いました。
「はぁ、うちは客引きなんていませんよ」
「言いがかりはやめてもらえますか」
お兄さんも譲りません。
この時点でボッタクリは確定です。
しかし、400,000円はさすがにひどいです。
こちらはオヤジ狩りにあったときのお話です(フィクション 笑)
そこで聞いていた師範が静かに言いました。
「いいでしょう、そういう料金なんですね」
「お支払いしますよ、その代わり明日まで待ってもらえますか」
「払ってくれるならいいよ」
「その代わり免許証を置いてってもらうよ」
「あぁ、いいですよ」
「その代わり明日も飲みに来ます」
「明日もその料金で必ずやって下さいよ」
「我々は日本武道館で1,000人が集う武道の大会に来ています」
「選りすぐりのメンバーと一緒にお伺いしますよ」
「とりあえず明日100人くらい予約できますか?」
「ついでに店ごと貸切ってもいいですよ」
「どうします?」
ボーイさんの顔色はよくわかりませんでしたが、その後「タダでいいです」と言われ店を後にしました。
ホッとしましたね~(*´Д`)
ちなみに、師範が教えていた女性は、翌日全国優勝を決めました。
ものすごく強い婦人警官が本職です(笑)
武道の大会って警察官が多いんですよ。
もう少しでお店ごと無くなったのになぁ~(゚Д゚)ノ
とても古いお話でした。
今日のお話はここまでです。
あなたの今日がステキな一日でありますように!
チャバティ64でした。