続 二十歳のころなんて...(タバコの危険度)
こんにちは、チャバティ64です。
昨日は日本各所で成人式を行いました。
晴れ間も広がり天気も祝福しているようでした。
気持ちのいい門出になったことでしょう。
朝、派手な成人式で有名は福岡の子たちがお母さんに感謝する番組がやっていて、思わずもらい泣きしました。
お母さんもうれしかったろうなぁ。
仕事はいい香りのするお茶の販売員をしています。
BASEショップで「お茶の愛葉園」(あいばえん)
というネットショップも趣味で運営しています。
よろしくお願いします。
いい天気ですねぇ!
さて、昨日の続きです。
やはりどこにも酒癖が悪い方がいました。
本当に困ったものです。
ボクがトイレから戻ると、さっき来たばかりの先輩が「手に持っていたはずのタバコが見当たらない」と騒いでいます。
そこら中に灰皿が置いてあるのですが、その先輩は「ミニスター」というちょっと細く短い変わったタバコを吸っていました。
消していればすぐにわかるのですが、灰皿には吸い殻がありません。
火事になったら大変ですから、一斉に立ち上がりました。
畳の上には何もありません。
探したのですが、どこにもないので「初めから吸ってなかったんだろう」ということで一件落着しました。
酔っぱらいは困りますね(笑)
みんなから「さっさと寝ろ!」などと厳しく罵られていました。
「さて、ケンタッキーの続きでも食べようか?」
バケツパックにはあと2本しかありません。
【ラッキー!】と、思いながら一個取り食べました。
そして、ポカリスエットをグビグビと飲み干した瞬間!!!!!!
口に何か当たりました!!!!!
恐る恐る見てみると、タバコの吸い殻です。
出てきたフィルターは「ミニスター!」
こんなとこにいやがったか!
「マジか~ポカリって変わった味するから気付かんかったなぁ~」
酔っていることもあり、全然気づきませんでした。
そしてお開きとなりました。
タバコ入りジュースなんて最悪のクリスマスです。
ちょっと腹が立ちましたが、何事もなくすぐに寝ました。
翌日、仕事を頑張り最終日になりました。
「おはようございます!」
寮館長に挨拶をしました。
「おい、ちょっとこっち来てみろ!」
「えっ、ボクですか?」
「あぁ、ちょっとこっちに...」
「あぁ、ハイなんでしょう?」
「お前、体調悪くないか?」
「ハイ、朝から少し鳩尾が重たいような感じで少しお腹が痛いです」
「そうか、無理はいかんぞ」
「今日、仕事に行ったら寮も管理者がいなくなるからな」
「医者も明日までだから、今日面倒でも医者に行った方がいいぞ」
「ハイ、ありがとうございます」
「今日一日頑張ってダメなら行きますね」
「じゃぁ、行ってきま~す」
【なんで、お腹が痛いの分かったんだろう?】
その後、どんどん具合が悪くなり仕事が終わったと同時に寮へ帰りました。
朝話をした寮館長がいました。
「おい、顔色が朝より悪いぞ大丈夫か?」
【あぁ、顔色が悪かったんだ】
「スゴクお腹が痛くてたまりません」
「ホントか?それはいかんな!多分その目はおかしい」
【目?】
「救急車を呼ぶぞ!」
「え~っ、そんな大げさな!」
「いや、呼ぶぞ、イヤな感じがする」
ものの5分程度で救急車が来ました。
そのまま有無もなく病院へ、到着したらすぐに車いすに乗せられました。
すぐに採血され診察室に、こんなにいるのかと思うほど先生、看護師さんに囲まれました。
「ちょっと上見て、あの蛍光灯の方ね」
「ハイ、こんな感じですか?」
「あぁ、じっとしてて」
「みんな、どうだ?」
「これは!」
「黄疸ですね」
「間違いないです」
「そうですね、黄色いですね」
「ざわざわ」
「こりゃ、肝臓だな、ここら痛くないか?」
「ハイ、重い痛みがあります」
「わかった点滴するからそこに寝て」
「おい、集中治療室空けて!」
「ハイ、もう空けてあります」
「それじゃこのままベット運んじゃって」
【どうなっちゃうんだろう?】
【何が起きてるんだろう?】
ボクは不安になりました。
あとでわかったのですが、肝炎になっていたんです。
もちろん原因はタバコのニコチン入りジュースです。
小さな吸い殻のニコチンで危うく命を落とすところでした。
治療のため3ヵ月間入院して、自宅療養が一ヵ月ありました。
4か月間も働くことが出来ず、大好きなバイクも売りました。
病院で年越し、成人式も出れず、くやしい20歳の思い出です。
みなさん、お酒とたばこには充分注意しましょう!('◇')ゞ
今日のお話はここまでです。
あなたの今日がステキな一日でありますように!
チャバティ64でした。