生きてて良かった!- 茶 葉 tea’s -

〇〇〇?そいつに自由はあるのかい?

野良トイプードル!Σ(゚Д゚)

こんにちは、チャバティ64です。

 

 

みなさん愛犬はお元気ですか?

お家の中で飼っていますか?

それとも外でつないでいますか?

突然、いなくなってしまったことを考えたことはありますか?

今日はそんなお話です(>_<)

 

仕事はいい香りのするお茶の販売員をしています。

BASEショップで「お茶の葉園」(あいばえん)

というネットショップも趣味で運営しています。

よろしくお願いします。

 

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たまにはのんびりモーニング

 

 

さて、今日は変なお題目です。

 

一年ちょっと前の夏の暑い日、日課の散歩に出かけた時のことです。

基本、黒いジャージに帽子を目深くかぶり、スポーツサングラスをかけ、イヤホンで音楽を聴きながら、黙々と歩きます。

3kmを30分で歩くので、時速6kmくらいだと思います。

 

人はそれを「ウォーキング」と呼びますが、都会なら間違いなく職質されるでしょう(笑)

一部が小学生の通学路でもあるため、息子が見かけて「よく捕まらないな?」と、かみさんに言ったくらいです...orz

 

さて、その日は真夏の夕方でした。

 

「すっ、すいませ~ん」

ザクザク歩くボクの横に、黒い軽自動車に乗る若い女の子が止まりました。

【なんか聞えたな?】と、思いイヤホンを外し、ボクは振り向きました。

 

「すいません、あの~」

よく見ると女の子は泣いているようでした。

 

【なんだろう?】

 

「どうかしたんですか?」

 

「あの、うちのイブが逃げ出しまして」

「イブ?」

「あっ、犬です」

 

「犬?」

「トイプードルなんですけど見かけませんでしたか?」

 

「何色?」

「黒っぽい茶色です」

「そうなんですね」

 

「ボクはここからこのルートを歩いてきましたけど見ませんでした」

「見かけたらどうしたらいいですか?」

 

若い女の子に連絡先を聞くわけにはいきませんからね(´・c_・`)

すると、指を差し「私の家はあそこなので見つけたら教えて下さい」

 

「わかりました、注意しておきます」

その日は暗くなるまでウォーキングを延長しました。

 

それから車でも散歩でも注意して歩きましたが見かけません。

「見つかっていたならいいなぁ」

「いないってことは、もう見つかったんだろうなぁ」

 

忘れかけた半年後、上の息子から電話がありました。

 

「どうした?」

 

「あのさぁ、お父さんが前に言ってた黒いトイプードルかどうかわからんけど、スゲー汚い小さい犬が車庫の前を走って行ったよ、あれ違うかなぁ」

 

「どっち行った?」

「右から左に駆け抜けていったよ」

 

「そうか、見たことないけどありがとう!」

「また、見たら連絡する~」

 

車庫は、飼い主の家から「電車で分断されている」ので、まさかとは思いました。

しかし、気になります。

それからも気を付けましたが遭遇しません。

それから数か月後のある日、車庫で朝からバイクのメンテを息子としていた時です。

 

「お父さんアレ!」

息子が叫びました。

 

目の前の道路を、黒いトイプードルが全速力で右から左に駆け抜けていきます。

あっという間に見えなくなりました。

 

「あれか?前に見たって言ってたのは?」

 

「そうだけど、スゲーデカくなってた!」

「あれトイプードルの大きさじゃないよね?」

「◯◯にぃにの家にいるのの1,5倍はあるね」

 

「そうだな、結構デカかったなぁ」

 

「毛もモシャモシャだからかなぁ」

「でも、デカくなるってことは、いいエサがあるってことだよね」

 

「そうだな、よかったなぁ」

 

早速、たしかめにその女の子の家に行きました。

庭にお母さんと思われる人がいました。

そばに濃い茶色のトイプードルがまとわりついていました。

 

【なんだ、やっぱり見つかってたんだ~】

ボクは勝手に思いました。

 

「何か?」

 

「あの~すいません、以前トイプードルが逃げたと言って黒い軽自動車に乗った女の子に声を掛けられたんですが、こちらのお家でよかったですか?」

 

「ああ、そうです、うちの娘です」

「それが、どうかされましたか?」

 

「見つかってたんですね!」

 

「いえ、見つかりませんでしたよ」

「ひと月ぐらい探して諦めました」

「隣は電車で谷みたいになってるし、散々探したので」

 

「そうだったんですね」

「実は、この道の向こうの、このあたりで黒い野良トイプードルがいます」

「もしかしてと思って伝えに来たんです」

 

あからさまに怪訝な顔をされました。

 

「もう死んだと思っています」

「その子は、うちの子じゃありません」

 

「娘さんは?」

「遠くに嫁ぎました、もう覚えてないですよ、そんな前の事」

 

「そうですか、大変失礼しました」

「以前声を掛けていただいたのでお知らせしようと思いました」

「すいませんでした、失礼します」

 

こんな会話で終わりました。

他人のことながら少しがっかりしました。

この人たちにとって、ペットは家族じゃなかったんでしょうか?

 

あきらめるのは並みのことではないと思いますが、せめて確認したいと思うのが情なんじゃないかなぁ。

 

ボクは購読させてもらっているブログを読んでいると、家族と一緒に愛され、可愛がれ、食事にも散歩にもトリミングにも病院にも、手をかけてもらっているペットたちの姿を見ることが出来ます。

 

ホントにそんな飼い主に恵まれたペットたちは幸せですね。

 

ボクも、いつかのんびりすることが出来る時が来たら、ワンちゃんを飼って有意義な生活を送りたいとあこがれています。

 

あれからエサを置いたり、おびき寄せようとしましたがそれ以来、見かけません。

最近、寒くなってきたけど大丈夫かなぁ。

 

捕まえたらボクが飼います。

 

 

 

今日のお話はここまでです。

あなたの今日がステキな一日でありますように!

チャバティ64でした。

 

 

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