不思議な土瓶(どびん)
こんにちは、チャバティ64です。
南部鉄器ってご存知ですか?
鉄の土瓶なんですが、常用すると微量ですが鉄分が溶けだし貧血などにいいそうです。
また、お茶でいえばタンニンなどの渋み成分が鉄に吸着し、味がまろやかになるそうです。
常滑焼の朱泥(レンガ色)の急須も同じ効果があると言われています。
仕事はいい香りのするお茶の販売員をしています。
BASEショップで「お茶の愛葉園」(あいばえん)
というネットショップも趣味で運営しています。
よろしくお願いします。
(コーヒーの木に土瓶で水をやります)
一年くらい前の話なんですが、バイク仲間の先輩から土瓶を預かりました。
その先輩は「呼吸法でカラダを養生させ治す」という体操教室のようなことをやっている人です。
医療従事者も講習を受けに来るほど信ぴょう性が高いようです。
ドイツの楽団の指揮者の慢性的な腰痛を一回の施術で治し、車いすで来たパーキンソン病の患者が帰り歩いて帰ったなど、実績もスゴイようです。
その先輩から電話があり「コーヒーでもどうだ?」と言われました。
「もちろん、よろこんで!」
次の日にうどん屋で会いました(笑)
ボクの好きな「やみつきウマからうどん(大盛 ライス付き)」をおごってもらいました
(ゴマたっぷりの自家製ラー油に、とろとろの牛筋を入れ、溶き卵のハーモニーがやみつきになるうどんです)
食べ終わったら本題のコーヒーショップへ
「なぁ、これなんだけど」
「なんすかこれ、土瓶?」
「結構デカいですね」
「あぁ、オレの生徒でパーキンソンから復活した窯元の〇代目がいるんだけど、釉薬に特殊なものを使って自然エネルギーの振動波が・・・・」
【難しくてよくわからん(´д`|||)】
「これが化学分析のデータだ」
「え~っ、こんなのまであるんですか?」
「そういうものらしい」
「出来れば復活した生徒の最初に作ったものだから応援したくてなぁ」
「そうなんですか、相変わらず面倒見がいいですね」
「それでどうしたら?」
「実験データを科学的じゃなくて体感的にしたい」
「しばらくお前、これ使っていろんな人の意見を聞いてくれないか?」
「そんなことならもちろん協力しますよ」
そういって安受け合いして3か月後にレポートを提出することにしました。
ボクもお茶の味に変化があったら、おもしろいと思ったんです。
それから、土瓶で湯を沸かし色々試してみました。
闘茶会で賞を取る人にも飲んでもらったり、いろいろと試してみました。
結果、味、色、香りの変化は見受けられませんでした。
【残念だなぁ】
これでレポートを書くつもりにしていましたが、まだ約束までひと月あったので、しばらく普通に使っていました。
観葉植物の水やりも一週間に一度程度ですが、面倒なので(ごめんね)土瓶で一気にやりました(笑)
そして、約束の3ヵ月を過ぎレポートを書く前に気付いたのです。
【コーヒーの木が伸びてる!】(≧◇≦)
うちに来て5年くらいになりますがまったく変化しないんです。
栄養剤を入れようが、いい土を入れようが、大きくならず、花もつけず、実もつけないという不思議なコーヒーの木なんですが、あきらかに伸びてます。
【なんだこりゃ?】( 一一)
味の変化はなかったのですが、草花に変化があるのでしょうか?
となりのパキラは普段通り(よく伸びる)なのでわかりませんが、いままで全く伸びず大きくならなかったコーヒーは明らかに伸び、葉の枚数も増えました。
【何が起こっているんだろう?】( ゚Д゚)
とりあえず、飲料の総評とコーヒーの木の現象をレポートにして持っていき、土瓶を返却しました。
どんな釉薬が使われているかはわかりませんが、とても不思議な出来事でした。
見た目は普通のカワイらしい土瓶でしたけどね。
「えっ?我が家のコーヒーの木はどうなったか?」
あれからまた成長が止まりましたよ。
なんなんでしょうね?(;´д`)
今日のお話はここまでです。
あなたの今日がステキな一日でありますように!
チャバティ64でした。