アイドルという言葉には金の匂いしかしない。
こんにちは、チャバティ64です。
出張から帰ってきました。
仕事は、いい香りのするお茶の販売員をしています。
BASEで「お茶の愛葉園」(あいばえん)
というショップを趣味で運営しています。
よろしくお願いします。
今日は【今週のお題】「アイドルをつづる」ということで、どこにでもいるオヤジにとって「アイドルとは何か」を、お話しましょう。
(ホラー界のアイドル、貞子のマネ?)東大寺にて
さて、アイドルと言えばまず思い浮かぶのが、若い女の子でしょう。
ボクたちの世代(55前後)では、圧倒的人気は「松田聖子さん」でした。
もう少し前は(60前後)「ピンクレディー」ですね。
とにかく、いっぱいいました。
みなさん、ほぼ一人で活躍していました。
多くても三人まで(キャンディーズ)
今と違って、大人数は記憶にありません。
大人数の代名詞は、おにゃんこクラブ?それとも、モーニング娘。?
ボクはアイドルにはまったく興味がありませんでした。
そう、あの子たちが現れるまでは...
初めてAKB48を見たのが年末の「NHKの紅白歌合戦」でした。
ファンからは怒られますが、正直に言ってしまえば「みんな同じ顔」に見えました。
実際、興味がなかったので名前も顔も分かりません。
子供達は同世代で熱中していましたが、ボクには共感できるものがありません。
しかし、ある日、NHKで東北の被災地に出向き、いつものきらびやかな衣装ではなく「Gパンに白いTシャツ」と、いう地味な衣装で5人くらいのチームを組んで「パフォーマンス」をしている姿を密着する番組がありました。
人気絶頂で睡眠時間さえも削っている彼女たちが、
復興支援の一環で東北まで出向いているのです。
それを見たとき、素直に「たいしたもんだなぁ」と感心しました。
ボクは震災発生2週間後くらいに、石巻に片付けのお手伝い(支援なんてとんでもない)に行っていたので、あの惨状はいまでも目に浮かぶくらいです。
厳しい言い方をしてしまえば「そこにいるだけで気持ちが落ち込む場所」であったことはたしかです。
そこに元気を届けに行くお嬢さんたちに、心から感服しました。
メンバーを変え、場所を変え、さながらツアーの様でした。
(親御さんも、さぞ心配だったことでしょう)
しかも、ステージが終わった後に「元気を届けられたのか?」「逆に勇気をもらった」などと(大島優子さんだったと思う)泣き笑いしながら反省しているシーンがあり「なんてステキなお嬢さん達なんだろう」と感動しました。
それからは「CDを買い」テレビに出ていれば「必ず見る」ようになりました。
ビデオもとって、夜に見直していました。
ボクはやはり鹿児島出身の「柏木由紀さん」と
はじめのシーンが印象的な「大島優子さん」が推しでした。
かみさんには「奇行」に映ったでしょうね。
しかし、そのおかげで息子たちとは話があいました(笑)
まんまとAKB商法に乗っかってしまったボクは、東京の友人に劇場のチケットをお願いし、握手会にも参加しようとCDを買い集めていた最中に、あの忌まわしい事件がおこりました。
「恋愛発覚で丸刈りになった」ことです。
これには衝撃というよりも悲しくなりました。
年頃の女の子が商売道徳上、恋愛禁止で、しかも髪を切るなんてありえない。
「恋愛禁止」なんて、ただのネタでいいと思います。
健全な人間のすることじゃない!
お金を大量に生む商品である彼女たちを、束縛する大人たちの汚い裏側が見えた気がしました。
その日以来、ピタッとファンをやめました。
CDを古本屋に引き取ってもらい、ポスターは剥がし、車やmp3にあった音源は、すべて消しました。
いま思っても気の毒で仕方ありません。
最近も何かもめごとがありましたね。
誰が悪くて、ウソをついているのかわかりません。
彼女たちはアイドルという仕事でお給料をもらっています。
しかし裏を返せば、それを売ることで莫大なお金を生み出し儲けている人がいます。
お金を稼ぐことは素晴らしいことです。
しかし、それを実行するなら、若いお嬢さんを預けている親御さんの気持ちになって運営していただきたいです。
いまは紅白ぐらいでしか見ませんが、「みんな同じ顔」に見えるようになりました。
お嬢さんたちのご多幸をお祈りします。
今日のお話はここまでです。
あなたの日々がステキな一日でありますように!
チャバティ64でした。