エラそうにするんじゃない!いいことないよ。
こんにちは、チャバティ64です。
今日は授産所施設へ仕事の相談です。
多くの方が、色々と細かい作業をやっています。
障害者の方が自立するためにも、もっと仕事があるといいですね。
さぁ、みんなで一万個のお茶詰めスタート!
仕事は、いい香りのするお茶の販売員をしています。
BASEで「お茶の愛葉園」(あいばえん)
というショップを趣味で運営しています。
よろしくお願いします。
今日は心の持ちようについてお話します。
このお話は4話続きます。
(誰だエラそうにしてるヤツは~)
世の中にはいろんな人がいます。
それを個性と呼ぶようですが、エラそうな人っていますよね?
もっとも嫌いなタイプですが、
・常に上から目線でものを言う。
・常に俺様が中心。
・常に口調が荒い。
・常に何かしてやってる感が半端ない。
そういう方も反面教師としてありがたいのですが、身内や知り合いは困りものです。
息子たちにも「人前でエラそうにするな!」と、厳しく言っています。
「許せないことがあり怒る」と
「エラそうな態度」は、まったく違います。
ボクはサラリーマンの頃、一生懸命働いた結果として、小さい株式会社で取締役まで経験させてもらいました。
その時に自分の信条として具体的にあったのは「すべての人を『さん』付けで呼ぶ」というものでした。
(経営者は別です 笑)
新入社員、女子社員はもちろん、パートさん、高校生のバイトさん、運送業者さんなど、なるべく名前を覚え、声を掛けるようにしました。
ボクが「さん付け」でしか呼ばないので、従業員同士も「さん付け」に自然となりました。
それから「朝礼は、みんなの顔色を見るため」に行っていました。
内容はほとんど無く、時間も短く、交通安全と、従業員に困ったことが起きていないか、共有する話題はないか、意見を聞くことのみでした。
体調の悪そうな子は途中で帰らせたり、風邪気味の子はマスクを付けさせました。
いま思ってもアットホームな職場でしたね。
もうひとつ徹底したのが、お客さんよりも外注業者さんに対する態度です。
郵便、宅配便、荷物の引き取りなど、出入り業者さんは仕事を代行してもらってるのだから「挨拶はこちらからする」のがあたりまえです。
手が空いているときは「荷積み、荷下ろしを手伝う」などを率先して行いました。
すると、従業員も同じように対応してくれました。
そうなると、運送屋さんとも仲良くなり、一緒に荷積みをして早く終わった分、冷たい麦茶でも飲んでもらって談笑します。
(この時の、笑顔でお茶を一緒に飲む楽しみから、退社後「愛葉園」が生まれました)
運送屋さんによく言われました。
「ここの会社はすごく変わっている」
「荷積みを手伝ってもらうことなんてない」
「よそじゃ、指さされて「そこに置いて」とか言われて、伝票のサインすら嫌がられる」
「麦茶やコーヒーが毎回出てくるなんておかしい」
ボクは言いました。
「大変なお仕事なんですねぇ」
「実は、麦茶はボクが飲みたいだけなんですよ(笑)」
「だから、遠慮することはまったくありませんよ、おかわりいかがですか?」
「ところで、最近なんか面白い話ありませんか?」
運送屋さんは色々なところに出入りしているのでいろいろな情報を持っています。
企業機密をもらすような方じゃ困りますけど、親しくしていると見聞が広まります。
仕事に上も下もありません、ましてや人間に上も下もありません。
道行く人だって、誰だってそうです。
そんなところに仕事のヒントや、やり方が隠れていたりするんです。
会社を辞めて何年も経ちますが、いまだに一部の業者さんとは付き合いがあります。
中には、エラくなって相手にしてくれない方もいますが、それはそれで仕方がないことです。
こちらは企業としてメリットのない、しがないガンサバイバーですから。
相手をする価値もないことはわかっています。
ただ、いつか立場が逆転するかもしれません。
その時は、前みたいに笑って荷物を積んで、麦茶でも一緒に飲みたいです。
今日のお話はここまでです。
このお話は明日に続きます。
あなたの今日がステキな一日でありますように!
チャバティ64でした。