お茶屋さんの将来性は?
こんにちは「茶之木 茂」です。
今日はひねりもありません。
もっとしげってほしいと願うばかりです。
チャバティ64です。
ボクも商売柄スゴク願っています。
仕事はお茶の販売をしています。
BASEの「お茶の愛葉園」(あいばえん)
というショップを趣味で運営しています。
よろしくお願いします。
今日は「クイーン」の「ボヘミアン・ラプソディ」からスタートです。
もうすぐ映画がやりますね。
絶対、見ます!
さて、今日はお茶の将来についてお話します。
(体重が重いと斜面に立つの大変なんだよぅ)
ボクはお茶が大好きです。
まぁ、好きだからお茶に携わっているのです。
緑茶、紅茶、ウーロン茶、最近は「ほうじ茶」が流行りです。
紅茶も生姜や乾燥フルーツ入りのものが人気です。
段々スタンダードから嗜好の強い方向に向かっているような気がします。
ボクがお茶(緑茶)を好きになったのは「ばあば(義母)」が淹れてくれた「浅蒸し茶」といわれるお茶を飲んだからです。
「深蒸し茶」が主流の現代では作っているところも少なくなりつつあるのではないでしょうか?
「深蒸し茶」を普段買われている方が間違って「浅蒸し茶」を買うと「色も出ない味も苦い」となってスーパーなんかでクレームが来るそうです。
浅蒸しは深蒸しの濁った緑色とは違い、透明な黄金色の水色です。
緑色の水色に慣れた方は、透明黄金色は出がらしっぽく見え、おいしそうに見えないと思います。
また、深蒸しのように「熱いお湯でサッと出る」誰が入れてもおいしくいただけるお茶ではなく、湯冷ましを使い、温度を下げ、時間をかけて入れるお茶です。
実際にかみさんの淹れたお茶と「ばあば」が入れたお茶は同じ茶葉とは思えない程、味が変わります。
さすが、ばあば!年季が違います。
湯呑に鼻を近づけた瞬間、お茶の香気に一瞬で包み込まれます。
一度あの「とろっとした甘さと渋みの合わさった出汁のようなコクと、最後に鼻から抜けるなんとも言えない芳醇な甘味」を知ったら時代に逆行してでも戻れません。
大体、100gで3,000円くらいからでしょうか?
お高いと思いますか?
一回淹れるのに5gとして20回分、しかし一回につき3杯はおいしくいただけます。
そのため、湯呑60杯分になります。
すると一杯当たり50円になります。
喫茶店でコーヒーを飲めば400円~500円します。
セルフですが、意外とお安いでしょ。
急須でお茶を楽しむ方は本当に減りました。
手間がかかるし、急須を洗うのも面倒、茶殻も出るし、茶器を出すのも一苦労。
しかし、めんどうで、ひと手間かかるからこそ「大切なあの人と飲みたい」のです。
「もてなす」とは、こういうことなのではないでしょうか?
そんな「ステキな人といただくお茶」は、また格別なお味がするでしょう。
まるで、時間を旅するように「ゆったり」過ごすことが出来るのではないでしょうか。
玄関にお花を飾るように、心の余裕をお茶で楽しむ方はステキだと思います。
ボクには、まだまだ到達出来ない境地ですか、いつかたどり着きたいと思っています。
想像してみてください。
ほら、ステキでしょ!
話は変わりますが、ボクが先日、大きな雑貨屋さんに「茶器」を探しに行った時のことです。
可愛らしくお若い女性の店員さんに「すいません、茶器を見たいのですがどのあたりにありますか?」と尋ねました。
すると店員さんは、しばらく考え込んだあと「ご案内します」と言い、ボクをその場に連れて行ってくれました。
そしてその場につき「こちらになります」と店員さんが言いました。
ボクは「ん?これ、カメラ?」ちょっと驚きました。
そうです、インスタントカメラの「チェキ」です。
ボクが探していたのは「茶器(チャキ)」です。
(そのあと、案内してもらいました)
最近あったホントの話です。
中華料理屋さんで「レンゲってお花?」と聞いている子供がいました。
急須を知らない世代がこれから増えます。
今日のお話はここまでです。
このお話は明日に続きます。
あなたの今日がステキな一日でありますように!
チャバティ64でした。