台風の被害について
こんにちは、チャバティ64です。
台風被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
本来であれば昨日のお話の続きでしたが、本日は臨時でこちらのお話とさせていただきます。
いつものPCが使えないため、今日は慣れないスマホで書きます。
今回の台風24号はボクの住む静岡でも猛威をふるい半端ない被害を出しています。
そこら中で木や電柱が倒れ、野立看板はどこかにいってしまったようで、我が家の地域も、いまだ停電、断水中です。
最近、ここまで被害があったことはなく不便なこと、この上なしです。
となりの区画は、前日の朝7時から復旧していたため、少したかをくくっていたところもあり「すぐに復旧するだろう」などと思っていましたが、今朝もまだ復旧にいたりません。たった、数メートルの話なんですが、こちらは歯がゆいばかりです。
冷蔵庫のものは痛み、アイスはドロドロ、炊飯中のご飯は途中から取り出し「ガス+土鍋」にチェンジです。
昨日のラジオでは中電のかたが頑張っているので今しばらく待って、なんて言っていますが、現状、復旧していない地域に住んでいるものとしては「こっちは後回しなんだよね」と思ってしまいます。
ごめんなさい。
少し不便なだけで人の心は荒んでしまうんですね。
ただ、どうもこういう不便な状態では、結束力が高まる傾向があるようで、あちこちで井戸端会議(元祖SNS)が見受けられました。
「いつになったら電気つくのかねぇ?」
「さっき市役所に電話したら、まだ復旧のめどが立ってないっていってたわよ」
「台風でこれじゃあ、震災でもあったら全然ダメね」
「明日、市役所と学校に連絡しとくね」
中電さん、この人たちは株主ですか?
話がすごい方向に向かっていってます。
以前、ブログで東北へ復興支援に伺ったお話を書きましたが、支援する側と、される側の気持ちがほんの少しだけわかったような気がします。
する側は、元に戻すためにお手伝いする気持ち、される側は、早く元に戻ってほしいと願う気持ちだと思いました。
早く水と電気が来てほしいだけで、こんな感じですから、家やら事故の被害にあわれた方は想像を絶することだとあらためて痛感しました。
震災時に何日もテレビで情報を発信しますが、電気がきてなければ見ることも出来ませんから、他の地域からの安否確認ぐらいにしか使えないことになります。
やはりラジオは必需品ですね。
停電もさることながら断水にはさらに困りもんです。
車庫に備蓄してあった水を全部(12L)持ってきましたが、思ったより使うことがわかりました。
停電を予測して、お風呂を抜かなかったのでトイレはとりあえず大丈夫です。
しかし、顔を洗うのも歯を磨くのも水がほしいです。
料理はあきらめカップ麺を食べるのにも水はほしいです。
風呂にも入れない、汗かいて働いてシャワーも浴びられない。
普段通りに出来ないのはやはり不便です。
誰が悪いわけでもなく、自然の猛威は一夜にして景色を変え、便利な生活になれたものたちは振り回されるんですね。
身に染みた気がします。
復旧に尽力されている方には申し訳ないと思いますが、一番スゴいと思ったのはコンビニさんです。
いまや日本のインフラを支えるのはコンビニさんですね。
真っ暗な店内を懐中電灯で照らしながら営業して下さったお店ばかりで本当に頭の下がる思いでした。
普段会話の少ない(ボクは話すほう)コンビニさんで皆が「ありがとうとか、頑張って」とか言っている光景を見ると、不謹慎ながら「台風が残すのは爪痕だけじゃなく人の結束や忘れがちな暖かさ」なんだなと思いました。
もちろん、停電程度の規模に限りますけどね。
震災の悲惨さは現地で見ていますので、こんな軽ぐちはたたけませんが、やはり自然相手の恐怖はこれからもあるのでしょう。
みなさん、この機会に備えを十分に検討しましょう!
それでは今日はおしまいです。
みなさんお大事にお過ごし下さい。
チャバティ64でした。