こんにちは、チャバティ64です。
先日、樹木希林さんがお亡くなりになりました。
どんな役でもどんなセリフでも、好かれる役も、嫌われる役も簡単にこなす昭和~平成の大女優が旅立ちました。
残念でなりません、心よりお悔やみ申し上げます。
本日も連続小説はお休みします。
樹木希林さんと言えばボクたちの世代ではやっぱり寺内貫太郎一家です。
当時は「ゆうき ちほ」という名前だったと思います。
主人公で作曲家の小林亜星さんよりずいぶん若かったのですが、お母さんの役(見た目はおばあちゃん)をやっていてものすごくハマっていました。
特殊メイクではありませんが、本当にお年寄りのようで、じゃべり方はもちろんですが、声までおばあちゃんぽくなっていました。
ボクは当時子供だったので本当にこういうおばあちゃんだと思っていました。
当時、すごい人気だった「沢田研二さん」のポスターに向かって「ジュリィ~!」と、やるシーンはお約束なんですが、なんともコミカルで、わかっているんですが毎回笑ってしまう名物コーナー?のようでした。
いつも兄貴と見ていて「出るぞ、出るぞ、出るぞ(ジュリィ~!)出たぁ~!」毎回こんな感じで盛り上がっていました。
もちろん学校でマネする子も多く、本人のことはよくわかっていなくても(おばあちゃんだと思っている)子供たちにも大人気だったと思います。
先日お亡くなりになった「西城秀樹さん」と小林さんの乱闘シーン(親子喧嘩)も見もので本当に面白い番組でした。
そのあとは「樹木希林」となり大ブレーク!
郷ひろみさんと踊りながら歌をうたい「ベストテン番組」にも出ていました。
当時のベストテン番組はレコードが売れないと出られないのでスゴク売れていたんだと思います。
実際にものすごい人気で2曲ぐらい立て続けに出たと思います。
歌も郷さんのハイトーンボイスを生かした熱い路線とは違い、デビュー当時の楽しいもので、みんな口ずさんでいました。
最近の女優っぷりを思うと、当時はいろんなことをやってみえた気がします。
特にCMなんかは、クスッと笑えるセリフが多く、印象的でした。
存在感もあり、主役、わき役と無くてはならない存在ですね。
とにかく幅広い活躍をされるあれだけの女優さんですが、勝手な想像で恐縮ですが庶民的なイメージがあり、何んとも良い雰囲気をかもし出しているようでした。
最近はドラマでお見かけすることが少なくなり、映画とたまにバラエティ(番宣)で見る機会が増えました。
映画はあちこち出てるので拝見する機会が増え、ボクが最近見たのは「あん」と「海街ダイアリー」です。(万引き家族はまだ見ていません)
映画館で見て、ビデオで見直しました。
(東京タワーはビデオを買いました)
どうでもいいことでしょうが、ボクのブログ上の一人称「カタカナでボク」は東京タワーから拝借しています。
ボクなんて普段いう機会はありませんから新鮮な気持ちで文章が書けます。
それから印象的なのは「ツナグ」ですかね。
スピリチュアルな雰囲気もあるんですよね。
何かすべて見通されているような感じがあります。
最近、何かの番組で言ってましたけど、マネジメントも全部自分でやって、仕事は留守番電話で受けて、価格交渉もご自分でやられるとか。
二次使用は好きにやってもらってかまいません。
留守番電話に入っているんですね。
ものすごいスタンスです。
女優さんでこんな人がいたなんて豪快というか本当の意味でマルチな人です。
自分の病気すら、さらっと言い過ぎて「ホント?」って思えるような感じでした。
病気は全く感じさせず、淡々とお仕事をなさっているように見えました。
そして、突然のお別れですから女優さんは幕引きがお上手なんですね。
アンコールのカーテンをもう一度願う前に旅立っていく。
樹木さんらしい、ステキなお別れだったんでしょうか?
それでも、すぐれた作品がたくさんありますから何度でもお会いできることを幸せに思っています。
安らかにお休みください。
いままでステキな作品を拝見させていただいて、ありがとうございました!
チャバティ64でした。