さくらももこ先生のご逝去に際して慎んでお悔やみ申し上げます。
こんにちは、チャバティ64です。
静岡でお茶の販売をしています。
先日、日本列島を超え、世界に衝撃が走りました。
あの「ちびまる子ちゃん」で、みんなに愛された「さくらももこ先生」がご逝去されました。
まさしく、日本の財産を失いました。
静岡に住むものとして、同学年の人間として、本当にガッカリしました。
こんなに早く、まさかガンに連れていかれてしまうなんて思いもしませんでした。
病気は本当に恐ろしいです。
多忙過ぎたのもどうだったのかと勝手に思ってしまいます。
漫画家であって、エッセイストであって、作詞家であって、ラジオパーソナリティーまでこなすマルチな活躍をされていました。
ラジオは一年くらいだったと思いますが、当時もオールナイトニッポンは大人気でした。
ちょうど「もものかんずめ」が出たころと同じ時期だったと思います。
かみさんにプレゼントして、すごく喜んでくれたことを思いだします。
ラジオの好きなボクは、ほぼ毎日聞いていたので、はじめは「この声誰だ?」と驚いた(TARAKOさんに声が似ていた)ものです。
ちびまる子ちゃんもテレビでちょうどやっていて、まさしく人気絶頂の頃でした。
どうゆうスケジュール管理をしていたのでしょうか?まさしく鉄人です。
しかし、なにがスゴイかというとこの絶頂の人気がずっと続いていることです。
アニメ放送開始から今まで「ちびまる子ちゃん」を知らない人はほとんどいないと思います。
当時はスナックのカラオケでも「おどるポンポコリン」を振り付きで歌うのが流行っていて社会現象にまでなっていました。
それから、昔はレコード大賞と言えば「ものすごい権威」があって、これを取ることが一番のステイタスだったと思いますが、それすら獲得してしまいましたから恐るべき才能としか言えません。
サザエさんの長谷川町子先生も随分前にお亡くなりになりましたが、作品はありがたいことに続いています。
クレヨンしんちゃんしかり、ちびまる子ちゃんもずっと続いて欲しいと願うのはボクだけではないと思います。
あれだけの人物なのに、地元静岡愛にあふれ、本当に同級生の人も、きっと当時好きだったアイドルも実在の人物を登場させてしまう、こんな作品が作れるのは「こち亀」の「秋本治先生」か「さくらももこ先生」しか思い浮かびません。
家族揃って世代間の抵抗なく「のほほん」と、ゆるく見られ、クスッと笑え、ときどきホロリと泣ける、そんな漫画はなかなかないです。
今は少なくなった「夫婦家族の理想」だと思います。
高齢化上等、少子化も、待機児童も緩和されると思います。
こういう人が政治の世界に入れば日本は変わるんだろうなと思いました。
「エッジだの、ベクトルだの。しゃらくさいよ!」
「あたしゃ書きたいものを書くんだよ」
そんな声が聞こえてきそうです(あくまでも個人の感想です)
本当に家族の描写がステキで個人的には「サザエさん」以上に家族愛を感じられる物語だと思います。
こんな素敵な作品を作り続け、走り続けていた「さくらももこ先生」安らかにお休みください。
慎んでこころよりお悔やみ申し上げます。
チャバティ64でした。