千原ジュニアさんとケンドーコバヤシさんに読んで貰いたい解体屋さんのお話 完結編
こんにちは、チャバティ64です。
仕事はお茶の販売をしています。
BASEの「茶ばしらオーソリTea」(ちゃばしらオーソリティー)と
いうショップを趣味で運営しています、よろしくお願いします。
今日は「クリスハートさん」の「I LOVE YOU」からスタートです。
関ジャニエイトの「村上信吾さん」と「黒木瞳さん」司会の「今夜、誕生!音楽チャンプ」で、セーラー服の女の子が歌っているのを初めて聞いて衝撃を受けた曲です。
あの女の子のおかげでこの曲を知り、TUTAYA(またかよ)で借りることが出来ました(たまには買えよ!)とても上手というか心を打つ歌声でした。
個人的にはクリスハートさんより好きです。
カバーしてくれないかなぁ?
さて、能天気な二人は解体屋さんへGO!
(海の中をツーリング!)
友人と二人で解体屋さんまでプチツーリングです!
目的はありません、とりあえず試運転と組んだことの報告です。
GPZは、なかなかの快音を響かせ前を走ります。
RSのヨシムラさんも負けてはいません。
久々に気持ちのいいランデブーです。
ほどなくして一時間、解体屋さんに到着です。
事務所(ただのコンテナ)前におやっさんがいました。
なんか古臭く(お前のもな!)見たことのない赤いフレームでマフラーのハネ上がった原付くらいの細いバイクを見ていました。
「おやっさんこんにちは!」
二人でしっかり挨拶しました。
「どうだ!このバイクすげ~だろ?」
ボク達には何がすごいかわかりませんが、おやっさんが言うのですごいんだと思いました。
たしかに赤いカブは郵便局以外ではみたことはありません。
これはメッキのあしらったタンクも付いていてカブじゃないことはわかりました。
おやっさんが言います。
「50万でいいぞ!!買うか?」
ボクは驚きました。
「えっ~?50万?」
当時の給料が基本給9万円です。
それよりも、この解体屋さんで1万円を超える金額を始めて聞きました。
「欲しいですけど、ボクには買えません、そんなに貯金がないので」
おやっさんは下を向き、腰に手を当て
「そうか残念だな、お前の将来のために買ってほしかったんだけどな」と、残念そうに言いました。
「すいません、せっかく紹介してもらったのに」
内心、ボクはよくわからないので、とりあえず話を合わせておきました。
おやっさんも「将来のためって」大げさなことを言います。
おやっさんは気を取り直し、友人のバイクを見て「おっ、うまくついたな?よかったな!」と言ってくれました。
「エンジンかけてみろよ!」
「はい」友人がセルを回します。
「ずぼぼぼおぉおオオォァアアーー」
「アイドリングが高そうだけど、セッティングが出てるイイ音だな!やっぱキャブとセットでよかったな!」
「はい」二人で言いました。
夏の入道雲が気持ちのいい日でした。
試運転も終わり、スローのパーツが手に入るまで、しばらくそのまま乗ることにした友人はその後、残念なことに信号待ちしていたところを、居眠りの車に追突され、バイクは廃車、本人は入院して九州ツーリングには行けませんでした。
ボクはというと九州ツーリング一週間前に盲腸になり手術して結局いけませんでした。
同じ病院に仲良く入院し、退院したら次のバイクを何にするかを検討していました。
居眠りの運転手から「好きなヤツを買ってもらえる約束をした」といって嬉しそうに松葉杖をつく友人を見て「こいつはイカレてるな?」と思いました。
コンビニで大量のバイク雑誌を買い、二人で読み漁っていると「ミスターバイク」に、東京の「タイムトンネル」という旧車で有名なバイク屋さんの広告が出ていました。
ボクの次のあこがれ「Z1」の置いてあるお店です。
(初代マッドマックスを見て感化されていた)
眺めていたら「あれ?このバイク」
どこかで見たようなバイクです。
お値段は驚愕の300万円、Z1が3台買えます。
MVアグスタとならぶ超高額バイクです。
「どっかで?あぁぁぁ~!!!!!」
「どうしたんすか?」
「こっ、こ、これ見てみろ!!!」
「なんすかこれ?」
「300万円って?」
「えぇぇ~!これってぇぇぇ~!!!」
そうです、解体屋さんで50万円と言われたバイクです。
「マジかぁ、さすがおやっさんだよ」
「まいったぁ」
しばらく二人で呆然としていました。
ちなみにバイクの名は「CR110」です。
※ 現在は1,000万円近くすると思います。
これが解体屋さんであった「忘れられない2つの出来事」でした。
「人の言うことはよく聞きましょう!」
「あなたの未来のために!」
今日のお話はここまでです。
あなたの今日がステキな一日でありますように!
チャバティ64でした。