千原ジュニアさんとケンドーコバヤシさんに読んで貰いたい解体屋さんのお話 パート4
こんにちは、チャバティ64です。
仕事はお茶の販売をしています。
BASEの「茶ばしらオーソリTea」(ちゃばしらオーソリティー)と
いうショップを趣味で運営しています、よろしくお願いします。
現在、関ジャニエイトの大倉忠義さんのメモ帳プレゼントしています。
詳しくは本ブログの「リアル太鼓の達人」大倉忠義の回をご覧下さい。
今日は「アレキサンドロス」の「ワタリドリ」からスタートです。
ハイトーンボイスでキャッチーな曲を歌うアレキサンドロスですが、以前は「シャンペイン」という名前で活動していてその時の方がよくラジオから流れていた気がします。
改名を余儀なくされましたが、その後の方が「上昇気流」に乗った気がするのはボクだけでしょうか?
「セカイノオワリ」も英語表記にしてメジャー感が出ましたよね!
名前(ネーミングセンス)って難しいですね。
さて、パーツ盗難にあった友人のバイクは復活するのでしょうか?
(買って来てもオーバーホールしないと使えませ~ん)
ボクはおやっさんに言いました。
「おやっさん!欲しいパーツがあるんですけどいいですか?」
「どんなんだ?」
「カワサキの400でキャブとスロットルです」
「ワイヤーもか?」
「ハイ、ワイヤーごと欲しいです」
「バラすの大変だぞ!」
「大丈夫です、いつもおやっさんに教えてもらってますから」
「オレは手伝わねーぞ」
「もちろん大丈夫です、おいくらですか?」
「そうだなぁ、あのカワサキはたしか年式が新しかったな?」
えっ、そんなこと知ってるの?ボクは内心ドキドキしました。
「ちょっと高いぞ」と言い間をおいて考えています。
(気分は、みのもんたさんのファイナルアンサー待ちです)
おやっさんはカっと目を見開きこちらを向いて言いました。
「キャブは2,000円だな、スロットルはオマケでやるよ」
「マジでラッキー!」(心の声)
「ワイヤーは200円な!」
「そこ?」(心の声)
「わかりました、ありがとうございます」
お礼を言うと「オイ、作業できるように出してやれ!」と、おやっさんが言い、従業員さんがバイクをクレーンで広いところに移動してくれました。
(ルール上、ホントは移動なんてしてくれません「オレは手伝わない」と言って実は手伝ってくれたということです)
本当に助かりました。
作業前に再度、おやっさんにお礼を言いに行きました。
そして、事務所前でさっき見たはずだった「新しく今日入ってきた古い車両」の奥に「白いボロボロのカウルのレーサー」がありました。レーサーですから原型はあってないようなものです。しかし、エンジンのヘッドの形式がカワサキに見えました。
本来はポイントカバーに社名が入っているのですが、レーサーなのでバンク角を稼ぐものに変更されていてわかりません。
しかし、あきらめきれず「おやっさん」に
「これってカワサキですよね」と聞くと
「そうだな、お前の探したGPZで作ったレーサーだな」と言いました。
おやっさん恐るべしです。
「これってキャブもマフラーもないですけど最初からなかったんですか?」
こっちを見て「あるよ」
「どこにあるんですか?」
「ここだよ」と、おやっさんは上を指さしました。
すると壁から出たパイプに何本か引っ掛けてありました。
「なんで、外したんですか?」
「まだ使えそうだったし、スタンドないだろレーサーって」
「転がしとくとすぐにサビちゃうんだよ、鉄の部品は」
「早くばらさないといけないから事故車とかレーサーって嫌いなんだわ」
「なるほど、だから安くわけてくれたのか!」
なんとなく理由が分かった気がします。
つるしてあるマフラーの中で一本だけおかしなマフラーがありました。
「モリワキのフォーサイト」です。
明らかに違いました。
「たぶんこいつだ!」
ボクはまた悪い顔になっていました。
今日のお話はここまでです。
このお話はまたまた明日に続きます。
あなたの今日がステキな一日でありますように!
チャバティ64でした。