好き嫌いはキライ、なんだか負けた気がする「納豆」編
こんにちは、チャバティ64です。
毎日毎日、暑い日が続きますね。
ボクは今でこそ夏が大好きですが、18~20才くらいまでは、毎年夏バテになってしまい本当に大変でした。(52kgの体重が48kgくらいまで落ちる)
岐阜育ちのボクは静岡の暑さに耐えられなかったのです。
(バランスを考えた糖質もありの減量食、マジヤセです。かみさんに感謝!)
岐阜の実家にはエアコンもありませんでしたが、窓を開けて置いて扇風機を回せば十分に暮らせる温度でした。
静岡では常時エアコンをつけて置いてもまだ寝苦しいくらいでしたね。
毎日、会社の食堂で「そうめん」を5本くらいすすったらもう食べられないという感じで、当時は栄養など考えることもなく「バランスゼリー」や「高カロリー食」などは販売されていませんでした。
そのため「麦茶とコーラとオロナミンCが主食」のようなものになっていて本当につらかったことを思い出します。仕事のために休みの日はずっと寝ていました。
環境の変化にカラダがついていけなかった例です。
その分、冬はジャージでバイクに乗ってたんですけどね(前さん編参照)
無理はいけません。
自分のカラダですからとにかく大切にしましょう!
さて、話がそれましたが前回お伝えした見たことのないメジャー食材3品。
「納豆」「牛肉」「マグロ」です。
今思っても不思議ではありますけど昔の話ですから笑ってあげてください。
今はどれも大好きです。
しかし、初めから好きだったわけではありません。
特に印象深かったのは「納豆」です。
克服するまでに、すごく時間がかかりました。
名前は知っていても、見たこともない食品ですからどんなものかもしりません。
ある日の朝、会社の食堂で朝ご飯を食べようと思い列に並んでいると皆が「納豆」を取っていることに気付きました。
当時ワンパック20円という生卵と同じ価格です。
ボクは小さい頃から玉子が大好きでほぼ毎日玉子かけごはんでした。
ごはんと生卵と味噌汁を取り、席を探すと仲の良い先輩が一人で食べていました。
「おはようございます、前いいっすか?」
「おう、おはよう、そんなん聞かんでええよ!」
席に座り先輩を見ると噂の納豆の空きパックがありました。
先輩はごはんの上にかけて半分くらい食べたようで箸をぐるぐる回していました。
ボクは聞きました「先輩それうまいっすか?」
先輩は答えました「おまえ食ったことないのか?」
「ええ、食べたことないです」
「そうか、おまえはこんなうまいものを食わずして死んでいくのか?」
激しく大げさではあるけれどボクにはなぜかものすごい説得力があって、絶対に明日は食べようと思いながら玉子かけご飯をおいしくいただきました。
さて、翌日、食堂に行き納豆パック20円を買いました。
ご飯に味噌汁、そして「納豆」です。
席に着きドキドキしながら発泡スチロールのパックをオープン!!
「クサイ!なんだか腐ってる!」
すぐに食堂のおばちゃんに持っていき「これ腐ってるから替えて!」といって交換してもらいました。
今となっては本当に笑い話ですが、おばちゃんも「ごめんね~」と言いながら渡すもんだから本人は大真面目です。
再度、オープン!
「あれ、同じだ!」
「おばちゃ~ん勘弁してよぅ」と思い、席を立とうとしたところにおばちゃんが走ってきて「あんた納豆食べたことないのか?」と確信をつかれ、大声で大衆の面前でさらされる結果となりました。
「うん、今日が初めて」
ボクがそういうとおばちゃんは「食べ方がわからんかったね」と言い、忙しいのに「カラシや醤油」をかけて混ぜてくれました。
「これをご飯にかけてたべるんよ」そういってボクのごはんにかけてくれました。
「ありがとうおばちゃん!さぁ、かき込むぞ!」
一口目で「クサイ!ギブアップ!」
何度かチャレンジしましたが、ぜんぜん食べられませんでした。
ものの見事に惨敗したボクは、おばちゃんに申し訳ないのと、なぜこんなにもみんなが食べているのかが不思議でたまりませんでした。
どう考えても玉子ごはん最高!
翌日からはまた、玉子かけご飯の日々となりました。
今日のお話はここまでです。
このお話は明日に続きます。
あなたの今日がステキな一日でありますように!
チャバティ64でした。