「ボク」と「ホエイプロテイン」
こんにちは、チャバティ64です。
今日は皆さん大好きな「ホエイプロテイン」のお話です。
ボクは数年前大きな病気をしました。
検査で病気が発覚したと同時に大好きな筋トレを強制的にやめさせられました。
(腹圧がかかると内臓が破裂する恐れがあったためです)
それまで85キロくらいの体重でしたが、手術前5日間で12キロ体重が落ちました。
今考えてもゾッとします。
人間というものは良くしたもので、生きるために体が勝手に反応します。
食料となる脂肪分は極力温存し、エネルギーを消費する筋肉を強制的に分解してしまいます。
そのため、もののみごとに数日間でタルタルの皮と脂肪のあまる、中身だけスカスカに無くなったカラダがベットの中で完成しました。
手術後、回復するとともにベットにつかまりながら「スクワット」から始め、持ち込んでいたトレーニングチューブを引っ張っていました。
そこに至るまでは、やはり体力が落ちるというレベルの話ではなく「くしゃみ」「セキ」でも「もんどり打つほど」痛くて「歩く」ことも「トイレ」も冷たい脂汗が一気に噴き出るほどの苦痛でした。
まさしく何をするにも必死です。
さて、手術から2日後、自分の足で歩けるようになってから初めに向かったのは「体重計」でした。
入院前から15キロ減少していました。
また、あちこちに管(腰、腹に2本、腕)は、つながっていましたが、体が拭けるようになったので更衣室に行ったとき、そこにあった鏡に映った自分の体を見て愕然としました。
本当にタルンタルンで張りのまったく無いカラダでした。
それからというもの、本当に必死に苦痛に耐えながら「ハーフスクワット」を開始しました。
(集中治療室にいたのでトイレの中でやっていました)
また、食事が取れないため点滴を24時間していましたが、筋肉の分解が止まらないため、主治医の先生にお願いし、アミノ酸の量を増やしてもらって追加で常に2本同時に点滴していました。
翌日も、翌日も体重計に乗りました。
一日「1.2kg」ずつ減っていきました。
一週間が過ぎ「やっと」集中治療室から普通の病室に移ることが出来「待望のおかゆ」が午後から来ることになりました。久しぶりの口から取る食事です。(水は2日前から飲み始めました)
いざ、食べてみると「おもゆ(1分がゆ)」だと思うのですが飲み込みづらいこと「この上ない」ものでした。
やっぱり、お味はねぇ.....
しかし、変化というのは病人にとって良くなる実感が持てるため、非常にうれしいものです。
しかも、これだけの食事ですが、翌日に変化が訪れます。
翌日、毎日の日課である体重計に乗りました。
なんと!体重が前日のままでした。
入院後、初めてのことです。
しかも、すこし肌に張りが出たように思えました。
(気のせいだと思いますけど...)
「おかゆすげえ!」
翌日はアミノ酸の点滴が外されました。
今日はちょっと出世して「3分がゆ」を三食いただきました。
翌日、体重計に乗りました。
なんと!体重が200g増えていました。
(誤差の範囲?)
今日は、さらに出世して「5分がゆ」になり、朝は「ヨーグルト!」が、ついてきました。
翌日、体重は800g!!増えていました。
(そもそもおかゆ三食合わせても800gはないと思う)
「おかゆ超すげえ!?」
数日、それを繰り返し5kg戻したところで退院しました。
(それでも退院時は、まだおかゆを食べていました)
「おかゆ最高!!!」
少し張りも戻ったと思ったボクでしたが、久々に家に帰り服を脱いだ時、子供から「お父さん、ずいぶん(カラダ)たるんだね」と言われました。
子供に言われることなのでショックは受けませんが「やっぱそうだよね」と、心の中でつぶやきました。
さあ、自宅療養をしてひと月、はじめての検診を受けに病院に行きました。
「仕事の復帰」と「筋トレの復帰」をかけた負けられない戦いです。
しかし、結果は残酷なものです。
今日のお話はここまでです。
(ホエイプロテインどこ行った?)
明日はお話の続きです。
あなたの今日がステキな一日でありますように!
チャバティ64でした。